出版社内容情報
役に立たないことだけが取り柄の日用品、本質的な欠陥はスルー、発明者だけが必要だった道具……。なぜ気づかなかったのか。画期的ではあるけれども苦笑の漏れる古今東西の「最悪な発明」の数々をフルカラーで紹介!
【編集者からのコメント】
使えない日用品からマッドでデンジャラスな発明品までフルカラーで大陳列!
内容説明
思わず「ナニコレ!?」空中ベッド、原付ローラースケート、空気ブラ、両方向靴、若返り音叉…。文明に寄与しそこねた脱力系発明品展覧会。
目次
第1章 奇妙奇天烈なファッション
第2章 キッチン・グッズ
第3章 過剰な健康・安全志向
第4章 一家に1台
第5章 脳天気な兵器
第6章 珍輸送革命
第7章 その他の珍道具
著者等紹介
ワトキンズ,ジャック[ワトキンズ,ジャック][Watkins,Jack]
ロンドン大学で中世史を専攻。美術、歴史、文化遺産、文化財保護など幅広いジャンルをカバーする著述家。「デイリー・テレグラフ」「ガーディアン」「ナショナルトラスト・マガジン」など有力雑誌を中心に活動
柴田譲治[シバタジョウジ]
1957年神奈川県生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。サイエンスライターなどを経て翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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oldman獺祭魚翁
12
図書館の特集で見て借りてみた。著者は英国のライターらしいがいったい何を基準として「最悪」なる評価をしているのか基準や意図が全く不明。図版や写真が多いのは評価できるが今世紀初頭の珍発明から今現在開発されているような器具やジョークで作られた物から実際にまだ販売されて居る物まで…一応区分されてはいるがその辺も曖昧模糊としている。最新のグッズまで載っているのは評価できるが著者の勝手な私見で選ばれている感じがする。この手の本ならもっとマシな本がたくさん出ている。僕自身の評価では珍発明の「最悪」紹介本!2015/10/20
臓物ちゃん
8
ノリスケ「そういえば、この前デパートへ行ったら『メガネ・ワイパー』なるものが売られていましてね」 フネ「まぁ!それで買ったんですか」 ノリスケ「買うわけないじゃないですか、あんな馬鹿馬鹿しい代物!眼鏡が濡れたら普通に手で拭けばいいだけの話でしょ。あんなものを買う奴の顔が見てみたいですよ…お、叔父さん…」 波平「ノリスケ!(ウィンウィン)お前は当分出入り禁止だ!(ウィンウィン)」 こういう感じの話が百話くらい作れる素敵な一冊。2014/12/18
ティ
6
普通に「なるほど」と思うものもあるけれど、笑っちゃう発明品の方が断然多いかも……。頭に小さい傘を被っている男性が夢に出そうです。2011/05/06
fon
5
…だめだ、真剣に読もうとしても笑えてくる。ドヤ顔で胡散臭い発明品を紹介するのは卑怯だ!クスクス笑いが止まらねぇーよ。2011/04/13
Uzundk
3
邦題でまんま最悪としたのが印象が悪いかな。最悪の、と言うよりはもっと軽いノリ、イグノーベルのようなものとして楽しむのがよいと理解した。個人的にはちょっとひねったアイデアをみつけることと、なぜそうでは無いのかという事に気が付かせられる良い品々だと思う。2016/04/21