出版社内容情報
中世の戦士たちはどのような武器を携え、防具をまとい、どんな戦い方をしていたのか。歩兵戦の武器・防具から騎士の装備・戦法、攻城戦の大型兵器・飛び道具までをわかりやすくイラストに書き起こして、丁寧に違いや変遷を紹介。
内容説明
歩兵戦の武器・防具から騎士の装備・戦法、攻城戦の大型兵器・飛び道具までを完全図解。索引付。
目次
騎馬戦士
歩兵
投射兵部隊
攻囲戦兵器とその技法
著者等紹介
ドアティ,マーティン・J.[ドアティ,マーティンJ.][Dougherty,Martin J.]
軍事史家、著述家・編集者。拳銃など携帯用兵器の歴史や海戦、警備関連の著書多数
日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生まれ。英米翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいかあ
3
中世の個々の兵士や騎士がどのような装備を見につけ、どんな武器をどう使って戦ったかを解説した本。現代の常備軍と違い、貴族中心の騎士、農民を徴収した歩兵や弓兵は個人の寄せ集めであり、集団として統率することが難しく、そのために戦術も極めて単純だったことがわかる。2013/12/21
植岡藍
2
中身は様々な戦闘の様子を描いたり武器の特性など丁寧にわかりやすく書いてあってワクワクしながら読める。図版も多くてありがたい。一方で製本がこの厚さにしては弱めで扱いに気を遣った。2021/02/11
Worldさん
1
千葉2にハマっているので読んだ。騎馬兵、歩兵、飛び道具、攻城兵器など利用方法に加え作成方法から実際使えたのかどうかかなり詳しい。騎馬兵はつまり貴族のことだが騎士道に感化されるため突撃しまくるという解説は笑った。そのため連携を取ることは不可能で諸侯同士もバチバチだし大変だなあ。実際の戦闘の解説はもっと詳しく読みたい。武器や戦術について詳しいため発展した内容をみてみたい。2025/01/11
カラヤ3
1
武器や防具が詳しく図解で説明されていてわかりやすかった。戦術についてはそれほど詳細には書かれてなかったのでやや物足りなかった。2021/01/08
ゴジラ 芹沢
1
図や写真がほぼ全ページにあるので非常にわかりやすい。戦術、職種、戦闘の経緯が載ってるだけではなく騎士の社会的地位や訓練法まで載っている。2016/01/31