ダークヒストリー 図説 イギリス王室史

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784562045778
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C0022

内容説明

権力をめぐる殺人、裏切り、陰謀、暗黒の歴史。長い歴史と伝統を誇るイギリス王室―。ウィリアム2世の殺害からダイアナ妃の死をめぐる陰謀まで、血塗られた歴史を豊富な図版とともに描く。

目次

ノルマン朝 陰謀者と征服者―汚い仕事
プランタジネット朝1 汚れた同盟
プランタジネット朝2 十字軍の王と諸侯の反乱
プランタジネット朝3 愛人、領土、そして反逆
プランタジネット朝4 狂気、内乱、そして子殺し
テューダー朝1 陰謀と流血
テューダー朝2 斬首と離婚
テューダー朝3 騒乱、恐怖、そして死病
テューダー朝4 妖精の女王と流血
ステュアート朝1 円頂党と国王殺し
ステュアート朝2 陽気でもない君主国
ハノーヴァー朝1 愛人と狂気―反目する家族
ハノーヴァー朝2 大乱戦
サックス=コーバーグ=ゴータ朝 密室のスキャンダル
ウィンザー朝1 手に負えない問題児
ウィンザー朝2 現代風の王室

著者等紹介

ルイス,ブレンダ・ラルフ[ルイス,ブレンダラルフ][Lewis,Brenda Ralph]
85冊以上の著作がある作家。1997年から1998年にかけ、ダイアナ皇太子妃の生涯を描いた作品シリーズを完成させた。過去にイギリスの新聞4紙で王室担当記者として活躍した経験をもち、ロイヤルティ誌に定期的に寄稿している。また、専制君主をテーマにしたテレビドキュメンタリーにも出演している

樺山紘一[カバヤマコウイチ]
1941年東京生まれ。東京大学文学部卒、同大学院修士課程修了。東京大学教授、国立西洋美術館館長をへて、現在、印刷博物館館長。東京大学名誉教授。専攻は西洋中世史

高尾菜つこ[タカオナツコ]
1973年生まれ。翻訳家。南山大学外国語学部英米科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きりぱい

7
ダークヒストリーと銘打たなくても、イギリス王室の権力をめぐる争いはそれしかない気もする。なのでエリザベス1世やヴィクトリア女王など周辺はともかくまじめ派はあっさり。この間読んだ『大聖堂』でラルフがたすけたエドワード黒太子だとかの背景であるプランタジネット朝や、修道士カドフェルシリーズの背景となるノルマン朝辺りを興味深く読んだ。図版が多くて楽しめるけれど、エピソードを挟んで時々本文がぶつ切れるのがちょっと。2015/10/20

ぽんすけ

6
イギリス王室って本当に延々とスキャンダルの嵐なんだなぁと再認識。みんな王族ってこと抜きにしても好き放題やりすぎだわ。日本の皇室ってなんか抑圧されてる雰囲気があるけど、イギリスはいい意味でも悪い意味でもオープンで、「個」と「公」を突き付けられたとき「個」を選ぶ人が多いのかなぁ。あと王様や王族が処刑されすぎ、特にエドワード2世の最後が残酷すぎて…。肛門に焼け火箸を突っ込んで処刑って思わず「???」ってなったわ。いくらなんでも王様の処刑法じゃないでしょ。他にも残酷な処刑法が書いてあって中世本当に怖いと思った2023/03/23

nizimasu

3
なんで、イギリスは日本にも匹敵するような王室ゴシップが好きな国民性なのかと思ったら、それ以上に、王室内部のごたごたとスキャンダルに事欠かないからだとわかった。とにかくヘンリー2世からリチャード1世、ヘンリー8世も含めて新旧にわたる王族のゴシップと下衆なカネと性を巡るエピソードの数々はへたな小説も真っ青だ2014/01/03

Rinopy

2
親が立派だと子供がダメ…ってパターン多すぎ。英王室スキャンダルの歴史も果てしないものがありますね。2011/02/09

オラフシンドローム

1
ギロチンとかいっぱい出てくるやつ。 アン・ブーリンを読みたくて。 悪いやつに書かれていたけど、そうだったらいいのにな。 あまりにあっけなく、身内が身内を陥れて殺してしまう。 みんな、本当は何を感じて考えて生きていたんだろう、って知りたくなっちゃった。2016/04/30

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