内容説明
「海軍戦略」において、アメリカの『マハン』に対してロシア・ソ連の『ゴルシコフ』と言われる元ソ連海軍総司令官の戦略思想。生誕100年にあたり、待望の名著復刊。
目次
艦隊の役割
海への道はけわしかった
地中海のロシヤ人
科学のために大洋へ
帆船から蒸気船への移行期のロシヤ海軍
帝国主義時代初期の海軍
第一次世界大戦
ソビエト海軍
第二次世界大戦
大祖国戦争中のソビエト海軍
第二次世界大戦中海軍の果たした主要任務
帝国主義侵略政策の平時の手段としての海軍
世界海洋開発の諸問題
現代海軍の諸問題
著者等紹介
ゴルシコフ,セルゲイ・ゲオルギエビッチ[ゴルシコフ,セルゲイゲオルギエビッチ][Горшков,Сергей Георгиевич]
1910年生まれ。フルンゼ海軍兵学校卒。駆逐艦長課程(1937年)、海軍大学高級指揮幕僚課程(1941年)修了。第二次大戦前は黒海艦隊勤務、大戦中は、オデッサ防衛の上陸作戦に参加、あるいはアゾフ戦隊司令、ドナイ戦隊司令として活躍。1945年から再び黒海艦隊勤務となり、同艦隊司令官(1951~1955年)を経て、1955年、海軍総司令官。1967年、海軍連邦元帥。1965年に「ソ連邦英雄」を授与された。レーニン勲章の授与5回を初めとし、多くの勲章を授与された
宮内邦子[ミヤウチクニコ]
1933年生まれ。1956年東京外語大露語学科卒。防衛庁航空幕僚監部勤務を経て、1964年より防衛庁防衛研究所に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YS-56
shimada1986