内容説明
多くの碑文史料の分析を通じて、また、ローマ人の労働観・死生観・人生観などの考察を通じてローマの教師や医師たちの実態を検討し、ローマ・ヒューマニズムを明らかにする。
目次
第1部 ヒューマニズムの歴史と自由学芸(「自由学芸」概念の起源について;古代における自由学芸とローマ科学)
第2部 ローマの医師と教師(古典古代の奴隷医師について;ギリシア人医師アスクレピアデスについて;共和政期ローマ軍内の医療従事者について;ローマ軍の軍医;女医・助産婦;ローマ共和政後期における教師の報酬;奴隷の職業教育)
著者等紹介
小林雅夫[コバヤシマサオ]
早稲田大学文学学術院名誉教授。古代ローマ史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。