マキアヴェリ戦術論 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562045587
  • NDC分類 391.3
  • Cコード C0031

内容説明

ルネサンス期の自由都市フィレンツェ防衛のため、「戦争」に勝利するためになすべき支配・管理・統制の実際を、時代を越えた人間関係学として展開し、フランス革命後の国民軍構想を予言した先駆的名著。

目次

第1章 市民軍について
第2章 市民軍の武器、訓練、戦闘隊形
第3章 軍事訓練の未来像
第4章 司令官の心得
第5章 敵中行軍
第6章 陣地作戦
第7章 都市の防衛

著者等紹介

マキアヴェリ,ニッコロ[マキアヴェリ,ニッコロ][Machiavell,Niccol´o]
1469年~1527年。イタリア・ルネサンス期の政治思想家。フィレンツェ共和国の官僚として内政、外交、軍事に奔走。フィレンツェ国民軍を創設するが、スペイン軍の侵攻に大敗して、公職を追われる。失意の期間に代表作の『君主論』『ディスコルシ』『戦術論』その他の数々の著作をものし、その思想は時代を越えて近代・現代にまで影響を及ぼしている

浜田幸策[ハマダコウサク]
1921年生まれ。1943年、京城大学卒業。1950~56年、京都大学。大学院にてマキアヴェリ研究。元大阪大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

自然堂

3
マキャベリの他の著作である「君主論」等がどのような社会情勢や時代的背景に基づいて書かれたのかを理解するのにはいいかもしれない。しかし、古代やルネサンス期の兵の運用、編成方法なんかにはこれっぽっちも興味がないし、そんなもん延々と語られても…というのが正直な所。ハッキリ言って糞つまらないw「君主論」的な内容を期待して読むと激しく肩透かしを食らった気分になる。よっぽど好きな人じゃないと最後まで読み通すのはかなりの苦痛を伴うでしょうw2012/06/20

moleskine_note

1
本書の位置付けは非常に重要だが、内容そのものはそれほど面白いとは言えない。名将の条件や一般の兵士の心得みたいなものも書かれており、この部分は有益と思われる。2015/10/03

ろーじゃ

1
※有名な「君主論」とは別物なので注意。 古代ローマから中世・ルネサンス期までの兵の特徴と陣の敷き方の紹介。中世イタリア史の知識や関心がないと読み通すのは非常に難しいです。マキャヴェリが君主論を書いた背景を徹底して解明するには良いですが、中身がマニアックすぎて、現代の国際政治や軍事学の延長として活かすのも難しい点は如何ともし難いところです。2012/12/26

sasha

0
都市をいかにして守るか。古典ではあるが、対話形式なので読みやすい。2010/07/17

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