内容説明
紀元前五世紀から二十世紀まで、軍事的に重要な世界の戦争を鮮やかに分析して構築した「間接的アプローチ理論」のすべて。クラウゼヴィッツ『戦争論』と並び称される二十世紀の戦争学・戦略学の名著。上巻では紀元前から第一次世界大戦以前までの戦いを扱う。
目次
第1部 紀元前五世紀から二十世紀までの戦略(実際的経験としての歴史;ギリシャ時代の戦争―エパミノンダス、フィリッポスおよびアレクサンドロス;ローマ時代の戦争―ハンニバル、スキピオ、およびカエサル;ビザンティン時代の戦争―ベリサリウスおよびナルセス;中世の戦争;十七世紀―グスタフ、クロムウェル、テュレンヌ;十八世紀―マールバラとフリードリヒ二世;フランス革命とナポレオン・ボナパルト;一八五四年から一九一四年まで;二十五世紀間の歴史から得られる結論)
著者等紹介
リデルハート,ベイジル・ヘンリー[リデルハート,ベイジルヘンリー][Liddell Hart,Basil Henry]
1895年~1970年。ケンブリッジ大学で歴史学を専攻。第一次世界大戦では陸軍将校として従軍し、西部戦線で負傷。後陸軍教育団に所属するが、1927年、大尉で退役。以後、作家、ジャーナリストとして、軍事史、軍事評論家として活躍
市川良一[イチカワリョウイチ]
1933年埼玉県菖蒲町生まれ。1956年京都大学農学部農林経済学科卒業。航空自衛隊幹部学校教官(指揮・管理・戦史担当)を経て、航空自衛隊第五航空団副指令(F15初度配備・運用に参画)、防衛庁防衛研究所所員(戦略・安全保障担当)を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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