内容説明
ミステリ映画、本格推理ゲーム、ラノベにコミック、古典復刊情報に評論関連まで網羅。
目次
国内本格ミステリ・ランキング
国内本格ミステリ２００９ＭＹＢＥＳＴ５全アンケート回答
「国内本格」座談会―学園ミステリ百花繚乱、その行方にあるものは？
ライトノベル・ミステリ周遊記―時をかける少年少女。そして、殺意と狂気もまた
ミステリコミック事情―制度実施に伴い、裁判員関連作品が続々登場
ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ「本格」Ｍａｎ ｏｆ ｔｈｅ Ｙｅａｒ ２００９ 米澤穂信
２００９年の映像本格―伝説のドラマ『Ｙの悲劇』、復活
ＭＹ ＢＥＳＴ ＲＡＮＫＩＮＧ―１位以外は接戦・混戦・大激戦
ＳＰＥＣＩＡＬ ＩＮＴＥＲＶＩＥＷ 辻真先「僕のミステリ・テレビ・アニメ」
歴史・時代ミステリ事情―書き下ろし文庫でお手軽に本格の名作を
復刊ミステリ２００９―トラベル・ミステリーと警察小説とＳＦ、清張生誕百周年
第１３回装幀大賞
２０１０年ミステリ作家新作近況会
海外本格ミステリ・ランキング
海外本格ミステリ２００９ＭＹＢＥＳＴ５全アンケート回答
「海外本格」座談会―長編ミステリの曙からアジア・南米の異色“新本格”まで
ミステリ周辺書２００９―二〇〇、一五〇、一〇〇‐巨星生誕直列アニバーサリー
ミステリゲーム２００９―乱歩、横溝そろい踏み！裁判員制度をテーマにした傑作も！
探偵小説研究会の一年―あとがきにかえて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まるも
16
読んでない本ばかりだったので、上から順に制覇していくのもアリかなぁ… とか思っていたら第１位からシリーズモノだったので、前作から読まなければいけなくなりました（笑）ベスト１０制覇はいつになることやら（笑）気になったのは綾辻氏の近況。『館』の新作になるかも…って、期待していいんですか!?2010/04/18
Tetchy
8
今年も存分に堪能した。今なおその年の本格ミステリを総括するミステリ愛好家の痒いところに手が届く、マニアックな作りを愚直なまでに踏襲しているのが非常に心地よい。個人的に楽しく読んだのが辻真先氏のインタビュー。なんと御齢77歳にして本格ミステリクラブ会長に就任し、更にはまだ出版待ちの新作が5冊もあるというからそのヴァイタリティに畏れ入る。しかしやはり残念なのは今年も海外ミステリの扱いが少なかった事。もうフォーマット化されているのかもしれないが、値段が上がってもいいからもっと海外ミステリにページを割いてほしい。2010/05/16
ベルガモット
7
「本格」という限定されたジャンルくらい、順位内の作品を読み尽くしたいものです。昔は文庫化まで辛抱強く待ちました。今は図書館の予約順を辛抱強く待ってます。2009/12/14
かりさ
6
どちらかというと「このミス」よりもこちらのほうが好きなのです。いや～ランキング作の細やかなレビューはつい読みこんでしまいたいけれど、ここはザッと読むに留めて。既読作からじっくり読むとします。ああ！「電気人間」積読の山から救い出して読まなくては、だわー。米澤さんも然り。海外編は相変わらず疎いのですが、1位、4位、5位(特に5位！)に興味あり。自分の中でちょっと遠ざかりつつあったミステリ作品への熱き思いが沸々してきましたわ。2009/12/25
8番らーめんＲ
5
同じオレンジ色のこのミスよりも全体的に良心的なつくり。このミスの１位よりは「らしくて」いいです。気分的には栗きんとんやanotherが上位。2009/12/27
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