著者等紹介
アシュレイ,マイク[アシュレイ,マイク][Ashley,Mike]
1948年生まれ。英国のアンソロジスト、小説家。編集を手掛けた本は100冊を超える。英国ケント州在住
日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生まれ。青山学院大学卒業。英米文芸、ノンフィクションの翻訳家。日本文藝家協会、日本推理作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
44
図書館本。シャーロック・ホームズもの第37弾。様々な作家によるパスティーシュ。聖典の持っている雰囲気を大事にしていつつも、オリジナリティを発揮している作品が多く、楽しめた。★★★☆☆2019/07/22
ミミネコ
8
上巻に続き読了。読み応えがあり、楽しく読みました。2018/11/27
鐵太郎
7
補足としてシャーロック・ホームズの事件年表が付きます。リストに上げる価値もない稚拙なパスティーシュもある、とのこと。こういう割り切り方も、面白い。中には波長も合わない作品もありますが、なかなかいいアンソロジーでした。2011/04/01
ぽま
4
ホームズの推理失敗譚やSF的な作品など、上巻よりもやや個性の強い作品が目立った印象。設定時代区分が下ってきたこともあり、科学的な内容のものや、当時の国際情勢を反映した政治的な内容のものも。お気に入りは『レイチェル・ハウエルズの遺産』と『ウォリックシャーの竜巻』。前者はシャーロキアンならぴんとくる名前であると思われる。後者は、「語られざる事件」の関係人物としてもっとも有名な「ジェイムズ・フィリモア氏」の事件。2012/09/07
J・P・フリーマン
3
上巻読んだ後しばらく時間があきましたがこのたび読了。作品によって著者がバラバラなので作風にばらつきがありますが、どれも読み応えのある作品です。一番印象に残っているのが、国際的戦争に発展しかねない殺人事件を扱った「ブルガリア外交官の事件」。2016/06/23