ネイビー・シールズ

バフマンヤール，ミール〈Ｂａｈｍａｎｙａｒ，Ｍｉｒ〉/オスマン，クリス【著】〈Ｏｓｍａｎ，Ｃｈｒｉｓ〉/角 敦子【訳】

原書房（2009/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 298,／高さ 19cm
• 商品コード 9784562045181
• NDC分類 397.253
• Cコード C0098

内容説明

数多くの証言や、現場で撮影された２００以上の未公開写真をもとに、シールズの組織、過酷をきわめる訓練、装備、パナマ侵攻や南米での対麻薬作戦、アフガンやイラクでの対テロ作戦の詳細を明らかにする決定版。

目次

第１部　命令系統と訓練（米海軍シールズと特殊作戦海軍―特殊作戦海軍の誕生；訓練―昨日より楽だった日はない）
第２部　小規模戦争―一九八九‐二〇〇三年（パナマ侵攻一九八九年―特殊作戦軍初の流血；ボリビア対麻薬作戦一九九一年―謎のシールズ；ユーゴスラヴィア（一九九九年）とボスニア（二〇〇三年）―ヨーロッパ・スタイルのネイビー・シールズ）
第３部　対テロ世界戦争　アフガニスタン―二〇〇一‐二〇〇七年（アフガニスタン―王座をつかむ男たち；キャンプ・ライノー；任務部隊Ｌバーの任務）
第４部　対テロ世界戦争　イラク―二〇〇三‐二〇〇七年（ベトナム化するイラク―ガス油田用掘削プラットフォーム；バグダード；ファルージャ；モスルとタル・アファル；ラマディ―死の商人シールズと死傷者数）

著者等紹介

バフマンヤール，ミール［バフマンヤール，ミール］［Ｂａｈｍａｎｙａｒ，Ｍｉｒ］
イランで生まれ、ドイツで教育を受けたあと、米カリフォルニア大学バークレー校で歴史学の文学士号を取得。米陸軍第７５レンジャー連隊に所属した経験をもとに、レンジャーの歴史についての本を何冊か著している。映画のプロデューサー、脚本家としても活躍中。２００６年には、プロデューサーと共同脚本家をつとめた『神の兵士』が、数多くの賞を受賞した。現在は、カリフォルニア州ロサンゼルスに在住

オスマン，クリス［オスマン，クリス］［Ｏｓｍａｎ，Ｃｈｒｉｓ］
米海兵隊と米海軍シールズの元隊員。１１年間を戦場で過ごしたあと、海兵隊および海軍から２度の名誉除隊資格を得た。創設したタクティカル・アサルト・ギア社は、数百万ドルの利益を出している製造会社で、軍装備品を世界中の軍や法執行機関に納入している。住まいはカリフォルニア州サンディエゴ

角敦子［スミアツコ］
１９５９年、福島県会津若松市に生まれる。津田塾大学英文科卒。銃から恋愛まで、幅広いジャンルのノンフィクションを手がける。千葉県流山市在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Takafumi Yamada]

この本ではシールズの訓練内容から紹介されています。順を追ってシールズが参加した作戦について個人の兵士が語っています。私自身は前半の訓練内容の部分はあまり関心がなかったのですが、後半のイラクやアフガニスタンでのエピソードについては大変興味深く読めました。１人で137人を殺害したスナイパーが登場したり、レッドウィング作戦等、まるで映画や小説の世界みたいな内容ですが、こちらが現実なのですね。結構多数の写真も掲載されていますし、過去から最近までの主要な作戦について知ることができるのでシールズ通になれるのではないで

2011/11/22

[カザリ]

ちょっと、わかりにくい構成と、文章だったかなあ。でも、なんで自分が軍隊に興味を持つのかわかった気がした。前進しつづける、強い精神、生きることは戦うこと、戦うことは情熱がともなうこと。そういう生きるすべてが軍隊から感じられるからなのだな、と思った。かっこいい！

2012/01/14

[nata]

シールズの訓練と作戦の実際を隊員の語りを中心にまとめた本。隊員の生の声ということで、現場での混乱や感情が伝わる。

2019/08/17

[フロッグ]

素晴らしい本だった。 ネイビー・シールズの訓練、歴史、そして現代のイラク・アフガンにおける対テロ戦争に関して、重厚かつ丁寧にまとめられていた。 ネイビー・シールズだけでなく陸軍特殊部隊や海兵隊、外国の部隊の事にも触れていて、とても読んでいて得られる知識も多い本だった。 また他のイラク戦争についての本で出てくる話も多く出てくるので、それらも併せて読むとよりイラク戦争について学ぶことが出来ると思う。 著者と全ての軍人に敬意を捧げたい

2014/07/31