内容説明
ホロコーストをどう受け止め、生きてゆけばよいのだろうか―アウシュヴィッツ収容所で出会い、結婚した両親のもとに生まれた著者が、「生きのびた人々」の人生と「2世」である自分の人生とを重ねあわせ、個性あふれる挿画とともに描き出す、新世代のホロコースト文学。世界6カ国で翻訳出版、2008年ドイツ児童文学賞最終ノミネート作品。
目次
結婚指輪
ホロコーストがなかったら
新しい皮膚を育てる
イディッシュ文化はひとつの世界だ
本の意味するもの
母、ビデオで語る
わたしは孫でもあった
ひと組の兄弟、ひと組の姉妹
ガラスのキャビネット
ザ・グループ
息子の命名
著者等紹介
アイゼンシュタイン,バニース[アイゼンシュタイン,バニース][Eisenstein,Bernice]
ユダヤ人移民の子として、1949年、カナダ・トロントに生まれる。ヨーク大学で英文学を、イスラエルと英国で美術を学ぶ。カナダに戻ったあと、フリーランスのイラストレーター、編集者、書評家として働く。初の著作である『わたしはホロコーストから生まれた』は、ミヒャエル・エンデ『モモ』ほか、数々の名作を輩出した世界最高峰の児童文学賞であるドイツ児童文学賞の2008年ノンフィクション部門最終ノミネート作品。夫、一男一女とともにトロント在住
山川純子[ヤマカワスミコ]
慶應義塾大学文学部卒業。米国アリゾナ大学大学院で美術史(写真史)修士。会社員、美術館学芸員を経て、2000年より翻訳業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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