出版社内容情報
恋に恋するアビゲイルは、古城で見知らぬ男性と共同生活を送ることになる。
放蕩者の公爵アーサーに興味をおぼえるが……ヴィクトリア朝の英国。親を亡くし、姉の家に身を寄せているアビゲイルは、「私は絶対に結婚なんかしない」と決意している。
姉は裕福な公爵未亡人だが、夫が生きていた頃の結婚生活が幸せではなかったのを見ているからだ。いとこである伯爵夫人もまた、夫の冷淡さに苦しめられている。
アビゲイルの姉はいとこを救いたいと、二人でトスカーナに行って身を隠す計画を立て、アビゲイルも共に出発することになる。結婚しないと決めてはいても、まだ若く無邪気なアビゲイルは恋人という存在を夢見ている。
落ち着いた先の古城で、運命のいたずらから、見知らぬ男性たちと同居することになってしまうのだが、放蕩者の公爵アーサーに興味をおぼえる。
アーサーは少女っぽいアビゲイルを最初は遠ざけようとしていたが、やがてその純真さに引かれて…
ジュリアナ・グレイ[ジュリアナグレイ]
如月 有[キサラギユウ]
内容説明
親を亡くし、姉の家に身を寄せているアビゲイルは、一生結婚はしないと決意している。姉は裕福な公爵未亡人だが、夫が生きていた頃の結婚生活が幸せではなかったのを見ているからだ。いとこである伯爵夫人もまた、辛い日々を送っていた。いとこを救うため、姉妹は三人で身を隠す計画を立て、トスカーナへと旅立つことになる。結婚しないと決めてはいても、恋人という存在を夢見ているアビゲイル。落ち着いた先の古城で、運命のいたずらから、見知らぬ男性たちと同居することになってしまうのだが、放蕩者のウォリングフォード公爵の危険な魅力に、彼女は興味をおぼえる。ウォリングフォードは純真なアビゲイルを遠ざけようとしていたが、繊細で愛らしい妖精のような彼女のひたむきさに、やがて心打たれて…。
著者等紹介
グレイ,ジュリアナ[グレイ,ジュリアナ] [Gray,Juliana]
2012年、初めて出版した『空高き丘でくちづけを』(ライムブックス刊)を含む3部作でロマンティック・タイムズ・レビュワーズチョイス賞など数々の賞を受賞し、鮮裂なデビューを飾った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
choco
あんころもち