出版社内容情報
18世紀初頭。公爵の孫娘アラニスは、婚約者を追ってジャマイカへ向かう途中、悪名高い海賊エロスに襲撃され、囚われの身となる。そして海賊とは思えない気品と知性の持ち主であるエロスは彼女に言った、「あなたを探していた」と…
【編集者からのコメント】
ヒストリカルロマンス界の超新星！全米で大反響のデビュー作が刊行されます！
内容説明
１８世紀初頭。イングランドの名家の令嬢アラニスは、婚約者のルーカスが海賊狩りの任務で駐在するジャマイカへ船で旅立つ。ところが航海中、海賊船に拿捕されてしまう。七つの海にその名をとどろかせ、長身で黒豹のような危険な魅力を放つ海賊エロス。彼はルーカスに捕らえられた妹ジェルソミーナをとり戻すために、アラニスを捜していた。アラニスはエロスの不法行為や傲慢な態度を軽蔑しながらも、海賊とは思えない彼の知性や気品に心惹かれていく。そしてジャマイカに着いたアラニスは、ルーカスとジェルソミーナが愛し合っていることを知る。婚約を解消した彼女は「あなたの好きなところへ連れていこう」というエロスと船旅へ出ることに。しかし依然として彼の本当の正体はわからないまま…。『仮面の伯爵とワルツを』で好評を博す著者が、世界を舞台に壮大なスケールで描く、絢爛たる愛の世界。
著者等紹介
シャロン，ロナ［シャロン，ロナ］［Ｓｈａｒｏｎ，Ｒｏｎａ］
ロマンス作家。２００６年『海賊の王子にとらわれて』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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さきⅢ【ロマンス小説専用】
3
★2：前作の『仮面の～』が良かったので本作を購入したと記憶する。うーん・・・この作家さんが相当な歴女であるのは伝わった。しかしデビュー作だからか、溢れる想いをいろんなエピソードに詰め込みすぎ、結果、全体的に冗長で纏まりに欠ける印象となったかんじ。どうでもよいが、ヒロインがヒーローである海賊と行動を共にした段階で、当時の貴族社会でのヒロインの立場は終了したはず。後半、祖父と公のパーティーに出てくることは実質もはや不可能だったのでは？？？2020/08/06
ネフェルティア
2
こんな素敵な本に出会えて、とても嬉しい。あらすじを読むと、謎の海賊エロスと公爵令嬢アラニスとのヒストリカルロマンスという感じがしたけど、大冒険ロマンスだった。前半は二人の気持ちの動きに焦点があてられていて、それだけでも相当ドキドキしたけど、後半になるとエロスの過酷な過去とそれを取り巻く運命が一挙に動き出して、ページをめくる手が止まらなくなった。次々と起こる出来事に対して、二人がそれぞれ運命に立ち向かいながら、二人が成長していくのも面白かった。最後まで怒涛の展開で、本当に面白かった。2011/02/24
oneoeight
1
深窓の令嬢と思えない行動力あるヒロインがヤンチャできかん坊な愛されキャラな顔と孤独でネガティブな顔持つ海賊ヒーローをなだめ励まし正統な地位を取り戻させるお話。後半長かった(｡´Д｀｡)=3 ダークでひねくれヒーローは好みだったけど、壮大な展開の後半にちょっと置いてかれ気味(´～｀;)ややこしや～。ロマンスファンタジー度☆５、また読みたい度３０％2011/05/22
くろうさぎ
1
あぁ・・！面白かった。結構分厚い感じだったけど、苦にならずどんどん読めたかな・・・。前に出た本より、こっちのが断然好き！お嬢様だったヒロインと元？海賊のヒーローが出会って、様々な苦難を乗り越えていく姿がいいわ～～。ヒロイン元婚約者が気に入らないなぁ・・・。ヒロイン祖父もちゃんと見てたんだなぁ・・・。 2011/03/17
nayui
0
★★★☆☆2011/05/10
