出版社内容情報
幼い頃から兄の親友アシュビー伯爵に思いを寄せていたイザベル。しかし彼は戦争で傷を負って以来、人前に姿を現さなくなった。その戦争で兄を失った彼女は奉仕活動に没頭しているが、資金繰りに窮し、アシュビーのもとを訪ね……。
内容説明
19世紀ロンドン。子爵の妹である15歳のイザベルは、兄の親友で一回り年上のアシュビーに想いを寄せている。陸軍大佐にして伯爵で、男らしい容貌も相まって言い寄る女性が後をたたないアシュビーだったが、彼もまたイザベルに対して特別な感情を抱いていた。しかし年の差を気にして別の女性に求婚する。七年後。戦争で兄を亡くしたイザベルは、同じように愛する者たちを失った人々を救済する慈善団体を立ち上げた。資金繰りに悩み、思いきってアシュビーを訪ねるものの、戦地で顔に傷を負って以来、彼は屋敷に引きこもって誰にも会わなくなっていた。なんとか対面を果たしても、マスクで顔を隠し終始つれない彼の態度に意気消沈したイザベルだったが…。2006年のデビュー以来、次々に話題作を放つヒストリカルロマンスの超新星、日本初上陸。
著者等紹介
シャロン,ロナ[シャロン,ロナ][Sharon,Rona]
“My Wicked Pirate”でデビューし、またたく間にロマンスファンからの注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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矢田ふみえ
3
なかなか、壁は、あつかった。2019/02/17
romance_holic
2
ほぼ一気読み。元軍人ヒーローの苦悩が胸にせまってきました。初めて会ったときはヒロインが幼すぎて、帰国してからは事情があって会う勇気が持てなかったヒーロー。ストーリーの流れは自然で、地獄のような戦場の描写とヒーローにとっては家族を象徴するヒロインの住むイギリス社会との対比など展開はドラマチックで、男の親友同士の絆も感じられ、とても好みの作品でした。2010/08/26
hiroko
1
醜いなら最後まで醜いまま恋愛して欲しかった。あらすじ読んで期待したぶんだけ残念。2016/02/24
あさひ.a
1
双方傲慢なので読んでてイライラした。しかも主張が迷走するので、説得力なかった。ヒロイン、最初は結構好きだったんだけど…残念。2011/03/17
kgizu
1
最初は良かったんだけど、途中からはちょっと…。ヒロインが意地張りすぎてたり、ヒーローの秘密が後から後から出てきたりで、挫折しそうになりました。内容的には嫌いじゃなかったけれど。2010/11/26