ライムブックス 情熱のプレリュード

ジョーダン，ニコール【著】〈Ｊｏｒｄａｎ，Ｎｉｃｏｌｅ〉/水野 凛【訳】

原書房（2010/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 470p／高さ 15cm
• 商品コード 9784562043842
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

１９世紀、英国の公爵令嬢オーロラは、事故で婚約者を亡くし悲しみに沈んでいた。しかし気持ちを落ち着かせる間もなく、父は新たな縁談を強いてくる。父の支配から逃れ、心を癒すため、従兄弟夫妻の住むカリブ海の島を訪れた彼女は、海辺でアメリカ人の囚人が殴られている場面に遭遇する。オーロラは暴力をやめさせようと、危険も顧みずに彼の前に立ちはだかった。その男性はニコラスという海運業者で、航海中にイングランド船に攻撃され自衛したにすぎなかったが、英米間が戦争中であるゆえに、海賊行為と殺人の罪に問われていたのだ。絞首刑の執行を目前にしたニコラスは、自分と結婚し、妹の後見人になってほしいとオーロラに頼む。望まない結婚から逃れるため、彼女は申し出を受けるのだが…。「ヘルファイア・リーグ」の一員、ニコラスが命懸けで挑む恋の冒険。

著者等紹介

ジョーダン，ニコール［ジョーダン，ニコール］［Ｊｏｒｄａｎ，Ｎｉｃｏｌｅ］
ニューヨーク・タイムズ、パブリッシャーズ・ウィークリー、ＵＳＡトゥデーなどのベストセラー・リストなどの常連作家。著作は３０冊ほどにのぼり、総発行部数が５００万部に達する。ロマンティック・タイムズのヒストリカル・ロマンス部門功労賞、ＲＩＴＡ賞ファイナリスト、米国ロマンス作家協会（ＲＷＡ）の年間人気作品賞、ドロシー・パーカー優秀賞などの受賞歴を誇る。ジョージア工科大学で土木工学の学位を取得し、紙おむつとトイレットペーパーの製造マネージャーとして８年間勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》]

明日処刑されるとわかってる人と、結婚するなんて(@_@) その夫が数が月後に、生きて目の前に現れるなんて(@_@) このヒロイン、男運がいいのか、悪いのか、周りの男性たちに最後まで、翻弄させられてる。最後は、二転三転、ようやくハッピーエンド。良かった、良かった(☆∀☆)

2018/12/29

[ちゃろ]

⭐⭐⭐⭐再読。ヒロインとヒーローの出会いと別れが衝撃的。他人を守ろうとするヒロインの勇敢なところやヒーローのまさに海賊風な感じに惹かれる。ヒーローはシリーズ1話目に友人としてほんのちょっとだけ登場するニコラス・サビーン。その時も気になってたんだけど、やっぱりね^^;、ヒーローになる気がしてたんだよね。

2014/08/12

[ぐぴこ]

ヒロインが衝動的に行動する感じがどうにも……。情熱的な女性という印象もないし、モヤモヤ残りました。冒頭での彼女の従兄弟の対応や離婚するしないなどなど、すっきりしない気持ちを引きずったまま読了。

2013/05/16

[nayui]

「望まぬ結婚から逃れるため死刑囚と偽装結婚し未亡人になった筈が夫は生きていた」という前半はウッディウィスの『シャナ』と全く同じでびっくり！『シャナ』はヒストリカルの名作なので作者が意図したかどうか分かりませんが…。後半の展開は全く違うものの、それゆえストーリーの安易さ・粗さが気になってしまった。

2010/08/18

[yura]

頑固なヒロインにちょっとイライラ。でも面白かった。

2010/05/08