内容説明
マディーは、元オリンピック選手でスポーツジムの経営者。双子の妹キャシーに呼び出されジョギング姿で待ち合わせ場所に向かうと、見知らぬ男からキャシーと間違われる。男は、美術品窃盗犯を追跡中のFBI捜査官デイヴィッド。美術館に勤務するキャシーを情報提供者にしていたのだった。そこへ美術館からセザンヌの絵が盗まれたという連頼が。しかも、なぜかキャシーも犯人とともに姿を消してしまった!妹の無実を信じるマディーはデイヴィッドとともにキャシーの行方を追うことに。キャシーが共犯者になったのではないかと疑うデイヴィッドに苛立ちながらも、彼に惹かれていくマディー。一方、彼女にハラハラさせられっぱなしのデイヴィッドは…カリブ、パリ、マドリード、モナコ、ベニスと息もつかせぬ追跡劇を繰り広げる2人を待ち受けていたのは。
著者等紹介
ワイルド,ローリ[ワイルド,ローリ][Wilde,Lori]
幼い頃から作家を志す。父親に促されて看護学校に入学したあとはしばらく創作から遠ざかるものの、卒業後に再開。最初は短編を書いていたが、周囲の薦めにより長編を書き始める。ロマンス2作目がコンテストで19もの賞を獲得し、作家デビュー。以来、ハーレクイン、ワーナーなどから精力的に作品を発表している。RITA賞(米国ロマンス作家協会賞)ファイナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shushu
1
盗難の共犯の疑いをかけられた双子の妹を追うヒロインとそのヒロイン妹を協力者にしていたFBI捜査官のヒーローねぇ。60年代の「おしゃれ泥棒」とか(見てないけど)「ピンク・パンサー」シリーズあたりの線を狙っているのかなぁと想像するけど、面白くなかった。2015/01/18
ささじゅん
0
マディー&デイヴィッド ☆2.5 ヒロインの性格がよくわからなかった。心配性で冷静で強気で受け身? 途中までは☆3くらいかなって思ってたけど終わり方がチープで残念。2014/05/15
こえん
0
ヒーローがヒロインに振り回されるだけでなくヒロインも状況に振り回されていて、ちょっぴり目が回りそうな展開だった。ココナッツ林でのシーンでは楽しく笑ったけど。2009/07/07