内容説明
美術館のコンサルタントを勤めるサマンサにはもうひとつの顔がある。大泥棒だった父から「英才教育」を受けた彼女は、個人所有の美術品を狙う怪盗なのだ。そんなサマンサが盗みに入った先で、不在のはずの主人、イギリス人実業家のリチャードと遭遇。さらに予期せぬ爆発が起き、彼女はとっさにリチャードの身をかばった後、邸から脱出し、行方をくらます。この爆発で警備員が死亡し、サマンサに殺人容疑がかかる。ピンチに陥った彼女は再びリチャード宅に侵入し、ある取引を持ちかけた。とまどいを覚えながらも、サマンサの本心に触れた気がしたリチャードは彼女とともに事件の謎に挑むことにする。2人はぶつかり合いつつ、日に日に思いを募らせ…。実は寂しがり屋で怪獣映画ファンのサマンサと貴公子リチャードの織りなすロマンティック・サスペンス。
著者等紹介
イーノック,スーザン[イーノック,スーザン][Enoch,Suzanne]
南カリフォルニア在住。イギリスを舞台としたヒストリカルロマンスを多数刊行。『恋に危険は』が初のコンテンポラリー作品となり、いきなりベストセラー作品となる。異彩をはなつロマンス作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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eko
17
ヒロインは一流の骨董美術品を狙う正統派の泥棒さん。実業家富豪英国人ヒーロー邸宅に盗みに入るのですがそこで事件に巻き込まれ...解決の為のパートナー契約を結ぶ事に。2人がお屋敷内外で繰り広げる会話もテンポ良く、イチャイチャもさり気なくホット♡殺人が絡む割にはドキハラのサスペンスというよりクラシカルに謎解きをする感じ。泥棒であるサマンサにどうしようもなく惚れてしまったヒーローのアディソンがなかなか素敵でした♪(宇宙規模ではありませんが...装備はそこはかとなくローク♡)2人のその後があれば読みたいなぁ♪2017/01/14
ばんび
3
スリリングでよかった。泥棒おもしろい2019/06/20
あさひ.a
2
ヒロインが手で手榴弾の爆発を止めるシーンが見たくて再読(310ページ)。2016/08/25
youyou88
1
美術コンサルタントのサマンサにはもう一つの顔があった。 高価な美術品を狙う女泥棒なのだ。 ある日サマンサが盗みに入った豪邸で不在のはずの主人リチャードと遭遇してしまう。 サマンサはその職業、生い立ちにより人に頼る事ができない。リチャードはサマンサを愛するようになるが、もちろん泥棒をするのは認められない。 未来がない二人に思えたのだが‥。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11139782511.html2021/12/01
満月-ya
1
★★★★☆2015/11/09