出版社内容情報
中国で成立・発展、編纂された医学典籍(漢方古典)の書誌学的考察と中国・日本における伝承経緯の調査研究を通し、日中医学交流史を中心とした漢方の渡来と受容の歴史を概観。さらに著者近年の発見にかかる重要史料『小品方』や唐代医書の精粋というべき日本現存最古の医書『医心方』をも、著者新発見のテキスト等を含め詳述する。第9回矢数医史学賞受賞
目次
序章 日中伝統医学の歴史
第1章 『黄帝内経』
第2章 神農の書とその崇拝
第3章 張仲景方
第4章 晋~唐の医学典籍
第5章 敦煌文書および西域出土文書中の医薬文献
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- 和書
- ピアノを弾くニーチェ