• ポイントキャンペーン

フラー制限戦争指導論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 515p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562042432
  • NDC分類 391.1
  • Cコード C0031

内容説明

戦争の真の目的は平和であり、勝利ではない。無制限戦争を回避するため、如何なる戦争指導をするべきか。フランス革命以降の無制限戦争を分析し、いかなる戦争指導が戦争を拡大し、野蛮化してきたかを解明する。

目次

絶対君主の制限戦争
無制限戦争の復活
ナポレオンの戦争
クラウゼヴィッツの理論
産業革命の影響
アメリカの南北戦争(一八六一~一八六五年)
モルトケ、フォッシュ、ブロック
壊滅的(ハルマゲドン)大決戦の根底
第一次世界大戦における戦争指導
レーニンとロシア革命
ソビェトの革命戦争
二〇年間の休戦
第二次世界大戦における戦争指導
平和の問題

著者等紹介

フラー,J.F.C.[フラー,J.F.C.][Fuller,John Frederick Charles]
1878年生まれ。イギリス陸軍軍人、軍事思想家。第一次世界大戦で参謀将校を務める。1917年にはカンブレ戦車突破戦を計画。戦後は陸軍省に勤務し、戦車戦術の研究に取り組む。1933年に辞職したのちも、軍事について数多くの先進的な著作を発表し続けた。電撃戦の理論を初めて構築したことでも知られている。1966年死去

中村好寿[ナカムラヨシヒサ]
1943年、広島県三次市に生まれる。防衛大学校卒。普通科中隊長、スタンフォード大学大学院学生、防衛大学校助教授、米海軍大学院客員講師、米国国防大学客員研究員、陸自総監部幕僚、ジョージア工科大学客員教授、防衛研究所主任研究員等を経て退官。その後、宮城大学非常勤講師を経て、現在、軍事アナリスト兼自衛隊幹部学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yasu7777

2
★★★☆☆ 古くても内容は今に通じるものがあります。1960年代に書かれたとは最後まで感じないものがあります。2016/05/03

たなか

2
クラウゼヴィッツとの差分としては技術革新に対応した新しい政軍関係(原典に出てくる言葉か不明)。消耗戦回避のために政治家は和平への妥協を必要とすると主張。従ってWW2で無条件降伏の強制は論外。理想主義をマジで追求したり、最後まで打倒ヒトラーと打倒ドイツを切り離せなかった政治家は、平和を別の手段の戦争とみなす相手と比べて大アホで、ゲッベルスは日記で喜んでいた、みたいな。こんな感じで政治学でなく床屋談義で、初期ボリシェビキはユダヤ人とかF・D・ルーズベルト周りは赤のスパイに侵食されてたとかチャーチルのWW1と22012/05/24

金糸雀

2
パラダイムシフトの意味が分かる

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/169573
  • ご注意事項

最近チェックした商品