内容説明
キノコ雲の下を“見なかった”“見えなかった”“見ようとしなかった”…米国の国家意思の頂点に位置する人々と…末端の市民たち―。
著者等紹介
岡本好古[オカモトヨシフル]
1931年、京都市生まれ。1971年『空母プロメテウス』で小説現代新人賞を受賞し、併せて直木賞候補に。以来多くの戦争小説、歴史小説を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fantasy
0
B29爆撃機は二度テニアン島から飛び立って搭乗員は忠実に任務を果たした。人類史上初の原爆投下、事の重大性を知らされていなかったということだろう。ナガサキの方が破壊力が大きかったとは知らなかった。 memo: エノラ・ゲイ:リトルボーイ(直径71cm、長さ3.05m、重さ4t)濃縮ウラン235 ボックスカー:ファットマン(直径1.5m、長さ3.66m、重さ4.67t)プルトニウム2392013/04/24
本夜見
0
さすが本土を攻撃されなかった国 日々穏やかで実験にしても 体験談にしても淡々と書かれていて 原爆を開発・使用しても そんなに深く考えもせず、後々 ひどく後悔するでもなく。読後 気分が悪くなりました。2010/08/09