内容説明
一市民エルザーの単独暗殺計画と軍部の迷走ぶりの対比とヴァルキューレ作戦の全容を、150におよぶ未公開写真と数多くの新資料や新証言によって、ヒトラーに抵抗した人々の勇気、逡巡、挫折を描く歴史ドキュメント。
目次
第1章 孤高の英雄―クノップ/ベルケル
第2章 機を逸す―クノップ/ナイツェル
第3章 刺客―クノップ/ナイツェル
第4章 決行―クノップ/グロイリヒ
第5章 体制の逆襲―クノップ/テーヴェス
著者等紹介
クノップ,グイド[クノップ,グイド][Knopp,Guido]
歴史学教授。1948年生まれ。大学卒業後「フランクフルター・アルゲマイネ」紙編集部に勤務、続いて「ヴェルト」紙日曜版の外国課長をつとめる。現在はドイツ第2テレビ(ZDF)の現代史局長である。クノップがこれまで受賞した多くの賞には次のようなものがある。ヤーコプ・カイザー賞、ヨーロッパ・テレビ賞、テレスター賞、金獅子賞、バイエルン・テレビ賞、フランス・テレビCLIO賞、オーストリア・テレビROMY賞、ロサンゼルスのサイモン・ウィーゼンタール・センターによる顕彰、連邦功労十字章
高木玲[タカギリョウ]
1958年兵庫県生まれ。大阪外国語大学大学院修士課程修了。大阪府池田市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Satoru Yamaoka
3
前に映画「ワルキューレ」でみたヒトラー暗殺未遂をはじめとする幾つかの事件を取り上げている。歴史にたらればはないのだがもしヒトラーの暗殺が成功していたら歴史はどうなっていたのか考えさせられた2013/07/08
おうか
0
前職と現職の間の無職期間に読んだ本になるのでもう8年位前に読んだ本。ヒトラー暗殺計画の多かったこと、中にはイギリス(だったかな?)のヒトラー女性化作戦なんかのとても実行できそうにないものまであったと記憶しています。あと読んでいて辛くなりながら読んでいた記憶があります。