出版社内容情報
第1巻 旧石器時代の彫像から現代絵画まで、女神の物語や表象を世界中から蒐集。女神の神話からたどり、壮大な女神の歴史に迫る!
内容説明
ヴィレンドルフの女神像、イシス、イシュタル、アテーネー…「女神なるもの」はいかにして生まれ、時代を超えて受け継がれたのか。世界各地の表象を読み解き、人類の叡智の歴史をつむぐ決定版。
目次
第1章 はじまり―旧石器時代の母神
第2章 新石器時代―天空、大地、水界の大女神
第3章 クレタ―生と死と再生の女神
第4章 青銅器時代―母神と彼女の息子=愛人
第5章 イナンナ・イシュタル―大いなる上と大いなる下を支配するメソポタミアの女神
第6章 エジプトのイシス―天界、大地、冥界の女王
第7章 バビロンのティアマト―女神の敗北
第8章 ギリシアの女神―ガイア、ヘーラー、アルテミス、アテーネー
著者等紹介
ベアリング,アン[ベアリング,アン][Baring,Anne]
1931年生まれ。イギリスとアメリカで教育を受け、オックスフォード大学で歴史を専攻。アジアの美術を扱う仕事に携わったことがきっかけで、ヒンドゥー教と仏教の研究を始める。その後ロンドンで服飾デザイナーとして活躍する一方、ユング派精神分析に出会い、神話学、宗教学、心理学の研究をはじめる。2000年まで精神分析家として開業し、国際分析心理学会(IAAP)に所属していた
キャシュフォード,ジュールズ[キャシュフォード,ジュールズ][Cashford,Jules]
セント・アンドリュース大学で哲学を専攻、ケンブリッジ大学大学院で文学の博士号を取得したのち、トリニティ・カレッジ、ケンブリッジ大学で教鞭をとっていた。その後ユング派精神分析、神話学を学ぶ。国際分析心理学会(IAAP)所属。神話と象徴に関する多数の著書がある
森雅子[モリマサコ]
慶應義塾大学大学院文学部博士課程修了。中央大学兼任講師。史学(東洋史)専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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