内容説明
本書が光をあてるのは、表の肖像の裏に隠された人間ゲバラであり、写真と文章でつづられる、まさに驚くべき自叙伝である。日記、手紙、詩、報道記事、短編小説など、ゲバラがキューバに残した文章が豊富に掲載されている。
目次
原点
旅―アルゼンチン国内
旅―初めてのラテンアメリカ
旅―2度目のラテンアメリカ
シエラ・マエストラ山岳地帯での手記
カメラマン、チェ・ゲバラ
ウィットに富む受け答え
戦友
率直な手紙
詩人同士の手紙のやりとり
子どもたちへの手紙
アフリカ―西からの風と東からのそよ風
読書家ゲバラの文芸批評
ボリビア「盾を片手に空想の一部始終に立ち向かう」
思い出の写真
著者等紹介
チェ・ゲバラ,エルネスト[チェゲバラ,エルネスト][Che Guevara,Ernesto]
タイム誌によって「20世紀の肖像」のひとりに選ばれた。1928年にアルゼンチンで生まれた。若い医学生の時、ゲバラはラテンアメリカを縦横に旅してまわった。1954年にグアテマラにたどりつくが、米国が画策したクーデターによって、民衆に支持されていたアルベンス政権が倒されるのを目のあたりにする。メキシコに逃れたゲバラは、亡命中のキューバ人革命家グループと親しくなり、「チェ」というニックネームをつけられた。フィデル・カストロと肩をならべて、2年間にわたってゲリラ戦を戦い抜いたチェは、キューバの中心的指導者となった。1966年、ゲリラ組織を率いてボリビアに渡ったが、1967年10月、政府軍に捕らえられて処刑された
角敦子[スミアツコ]
1959年、福島県会津若松市に生まれる。津田塾大学英文科卒。銃から恋愛まで、幅広いジャンルのノンフィクションを手がける。千葉県流山市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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