出版社内容情報
庵谷 治男[オオタニ ハルオ]
著・文・その他
内容説明
「アメーバ経営」は、京セラを創業した稲盛和夫名誉会長が考案した経営管理手法であり、管理会計システムの仕組みにきわめて優れた叡智が結集されている日本的管理会計を代表する手法の1つである。本書は、アメーバ経営の導入にみる「プロトタイプ(原型)の管理会計システム」と「導入された管理会計システム」との比較分析を行っている。具体的には、アメーバ経営を導入しているホテル2社と、プロトタイプである京セラとの比較考察であり、それらの管理会計システムの「一致」と「相違」を明らかにし、その「多様性」の解明を試みるものである。
目次
本書の目的と意義
第1部 アメーバ経営の研究(アメーバ経営の基本体系と構成要素;アメーバ経営に関する先行研究のレビュー;アメーバ経営の多様性および研究課題)
第2部 アメーバ経営の導入事例の研究(ホテルA社の事例:導入実態;ホテルA社の事例:組織構成員の認識・行為;ホテルB社の事例:導入実態;ホテルB社の事例:組織構成員の認識・行為;京セラと事例2社との比較考察)
アメーバ経営導入にみる管理会計システムの多様性
著者等紹介
庵谷治男[オオタニハルオ]
長崎大学経済学部准教授。博士(商学)(早稲田大学)。1981年東京都に生まれる。2005年明治大学商学部卒業。2007年早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。2009年早稲田大学商学学術院助手。2011年早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。長崎大学経済学部助教。2013年長崎大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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