内容説明
「傭兵」の実像に迫る現地レポート!アメリカが仕掛ける対テロ戦の最前線と軍事ビジネスの実態。
目次
第1部 戦争屋(皆殺しだ;ビンラディンの捜索;カルザイの警護隊)
第2部 新種の軍隊(殺しのライセンス;四人の犠牲者;包囲攻撃 ほか)
第3部 ごろつきと大物(一人だけの軍隊;現代の真の傭兵;貴族と貴公子 ほか)
著者等紹介
ペルトン,ロバート・ヤング[ペルトン,ロバートヤング][Pelton,Robert Young]
カナダ人ジャーナリスト、軍事ノンフィクション作家。マルチメディア・プロデューサーをへて、これまで80カ国以上をわたり歩き、世界の紛争を自分の目で確かめてきた
角敦子[スミアツコ]
1959年、福島県会津若松市に生まれる。津田塾大学英文科卒。銃から恋愛まで、幅広いジャンルのノンフィクションを手がける。千葉県流山市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Amarilli
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二三ページにわたる社員との契約書で(中略)在的脅威のリストは圧巻だ。小火器もしくは弾薬による被弾、回復不能な身体障害およびまたは死亡、墜落してきた航空機やヘリコプター、狙撃、地雷、砲撃、携行式ロケット弾、トラックまたは車両にしかけられた爆弾、地震その他の自然災害、中毒、一般市民の暴動、テロ行為、白兵戦、疾病、航空機もしくはヘリコプターの墜落、聴覚障害、視覚障害、生物・科学汚染物質(大気拡散型であるなしにかかわらず)の吸入もしくは接触、または飛来する破片による負傷。*毒虫さんのバイブルと聞き。一言、感動した2011/05/23
ginkaku
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なかなか興味深い。戦争がなくならない理由とビジネスがわかりますね。もはや戦争は今夏の事業ではなく民間の金儲けの手段ですよ。2009/10/31