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出版社内容情報
《内容》 今日、201Tl心筋シンチに始まった心臓核医学は、他のイメージング製剤の開発とSPECT装置の改良により、心機能・心筋評価の強力な武器として臨床医の強い注目を浴びている。本書は、確立・一般化された心筋シンチの実際を整理、わかりやすく解説するとともに、最近の進歩を要領よく紹介した最新心筋SPECTの成書。
内容説明
本書では、各種トレーサによる心筋ＳＰＥＣＴの新しい展開に焦点を当て、各手法の背景、集積機序、動物実験の成果から臨床広用に至るまで、著者の見解とともに文献的考察も含め丁寧に筆を進めた。したがって、心プールシンチグラフィによる心機能の計測や最近の心筋ＰＥＴの成績については思い切って割愛し、あくまで日常診療において心筋ＳＰＥＣＴが役立つようにという姿勢を貫いた。
目次
第１章 ２０１Ｔｌ心筋ｐｌａｎａｒ／ＳＰＥＣＴ
第２章 心筋虚血の検出と心筋ｖｉａｂｉｌｉｔｙの評価
第３章 ９９ｍＴｃ標識心筋血流製剤による心筋イメージング
第４章 ９９ｍＴｃ‐ピロリン酸による心筋壊死イメージング
第５章 １１１Ｉｎ‐ａｎｔｉｍｙｏｓｉｎ Ｆａｂによる心筋壊死イメージング
第６章 心筋脂肪酸代謝イメージング
第７章 心筋交感神経機能のイメージング
第８章 酸素欠乏部位のイメージング
