ミステリー・リーグ
風船爆弾を飛ばしそこねた男

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562038541
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

太平洋戦争末期の日本で極秘裏に開発された風船爆弾。ジェット気流に乗せてアメリカ本土を襲撃する計画だった。その計画がなぜか流行作家北斗流星の最新作「富号作戦」として雑誌に掲載されることに。北斗自身の「手記」によれば「ふと構想が湧いてきた」というのだが、そのために当局からの圧力で作品はもみ消され、同時に作家生命も闇に葬られてしまった。―それを調べ上げた伝記作家は「北斗流星伝説」を封印して謎の失踪を遂げたのだと。すべての「真相」は「伝説」とともによみがえる。

著者等紹介

野崎六助[ノザキロクスケ]
1947年東京生まれ。作家、文芸評論家。84年に『幻視するバリケード―復員文学論』で評論家デビュー。92年には『北米探偵小説論』で第45回日本推理作家協会賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

湖球

1
独特の世界。姫様を巡る珍事件の数々。非現実的な描写もあったが割り切って読むと面白い。2016/04/24

schizophonic

1
なんだかすっきりしない終わり方だけど、いままで読んだことないような感覚のミステリ(?)だった。2010/04/20

ポン・ザ・フラグメント

0
最後まで面白く読みはしたのだが、判然としないところが多々残った。謎が謎のまま放り出されている。すっきり終わっていればきっと傑作だったのに。惜しいな。2013/02/02

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