内容説明
古代から現代までを代表する400の人物の足跡をたどりフルカラーの豊富な図版とともに歴史の実像を浮き彫りにする。古代から中世(前1800から1492年)を収録。
目次
アブラハム―アブラハム、神の啓示を受ける
ハンムラピ―ハンムラピ法典
アクエンアテン―テル・エル・アマルナの建設
ラメセス2世―カデシュの戦い
モーセヘブライ人、エジプトを脱出する
ダヴィデ―ダヴィデ、イスラエルの王となる
ソロモン―神殿建設開始
ホメロス―『イリアス』『オデュッセイア』
ロムルスとレムス―ローマの建設
アッシュルバニパル―スーサの占領と滅亡 〔ほか〕
著者等紹介
樺山紘一[カバヤマコウイチ]
1941年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学教授などをへて、現在、国立西洋美術館長。東京大学名誉教授。専攻は、西洋中世史、西洋文化史
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感想・レビュー
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y yoshi (イツモ ホンヲ ハナシマセンデシタ)
6
フン族って凄いんだなあ~。2019/06/12
呉藍
4
古代から中世にかけてということで女性の露出は控えめ。その代わりに、数少ない女性の代表は、いずれも豪胆で男の上を行こうとする『女傑』ばかり。そんな女性に振り回され、人生が変わった男たちは、それはもう大変な嘆きようだったろうなと。2011/08/05
がんぞ
1
一人数頁で百数十人が扱われている。英国関連だけ丁寧に読んだ。『ウィリアム征服王』の冒頭に「ギヨーム(=征服王の前身)はエドワード敬虔王のあとハロルドが王位に就くと激怒した」とあるのはどうかなあ。当時のイングランドの王位は賢人会議による選挙推薦だし、ギヨームは複数居る従兄弟の子にすぎない。もちろん英国史にかぎらず「勝った方が正義」「国土を守れる者が統治する」は大原則で、イングランド征服は十字軍の原型となった。『ジョン欠地王』は、以降ジョンという王が無いほど嫌われたが課税制限のマグナカルタで名を残したのは皮肉2012/10/05
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