内容説明
占星術・数秘術・タロット、手相・茶葉占い・夢判断の六大占術の歴史と実践をひもとけば、科学と魔術の出会う「もう一つの知」の世界が見えてくる。「未来を予測する技術」の発展があらわす人類の精神史。
目次
占星術
数秘術
タロット
手相占い
茶葉占い
夢占い
著者等紹介
ライオンズ，アルバート・Ｓ．［ライオンズ，アルバートＳ．］［Ｌｙｏｎｓ，Ａｌｂｅｒｔ Ｓ．］
医学博士。ニューヨーク市マウント・シナイ医科大学外科学名誉教授。同医療センター医学史学科学長。医学史研究の折に、中世医学に深く関わる予言術に興味を持つ
鏡リュウジ［カガミリュウジ］
占星術研究家、翻訳家。国際基督教大学大学院修士課程修了。欧米の心理学的占星術を日本に紹介する傍ら各種メディアで活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
竜王五代の人
2
紹介を読めば分かるように、「世界」とか「大全」なんてのは、看板に偽りありだと思う。原題は”PREDICTING THE FUTURE”、「未来を予測する技術」である。内容も、欧米でメジャーな「占星術・数秘術・タロット・手相・茶葉占い・夢判断の六大占術」を扱うもので、網羅性で言えば「占術―命・卜・相」に劣る。個々の歴史や技法には詳しいものの、細密過ぎてあんまり面白い本ではない（その歴史も欧米にかなり偏っている）。2022/07/13
