内容説明
女性風俗ライターが、江戸の性産業とそこに集う男女を“淫ら真面目”に描く、艶色の風俗史。
目次
第1章 吉原誕生(江戸っ子たちの桃源郷―吉原誕生;葦枯れて後に残るは女郎花―吉原移転 ほか)
第2章 遊女と遊客(男一度は伊勢と吉原―費用は巨額;紀文に本多銀ぎせる―通と野暮 ほか)
第3章 吉原の表と裏側(一年中がお祭り騒ぎ―吉原十二ヶ月;派手になるほどがんじがらめ―花魁の姿 ほか)
第4章 岡場所と私娼たち(吉原びいきは来ぬところ―岡場所;星落ちて子供に逆戻り―岡場所の遊女 ほか)
第5章 近代吉原売春事情(吉原の威厳、再び―明治維新;痛いところを突かれた日本政府―マリア・ルーズ号事件 ほか)
著者等紹介
田中夏織[タナカカオリ]
1973年、神奈川県の某産婦人科に生まれる。1993年、テレビ制作会社入社。シナリオライターに。その後フリーとなり、なぜか風俗嬢をしながらインターネットで風俗情報を提供。男性誌や風俗雑誌へのコラム、AVレビューなど連載多数あり。風俗嬢にして主婦、ライターにして風俗コンサルタントと活躍中
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感想・レビュー
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