内容説明
韓国の教育機関などで日本語を学ぶ日本語学習者は、海外の日本語学習者の三分の一以上を占める。過去の植民地支配にからむ複雑な反日感情と、日本大衆文化開放にみられる容日のはざまにある韓国の、日本語教育の社会的歴史的背景と現状を検証し、その課題と展望を日韓の日本語教育関係者らが明らかにする。
目次
第1章 韓国における戦後の日本語教育の変遷
第2章 日本語教育の深化と多様化
第3章 韓国人の対日観の形成
第4章 韓国人留学生の日本語学習の動機
第5章 日韓文化交流の諸相と実証的研究
第6章 韓国人の日本語学習動機
第7章 21世紀にむけての日本語教育
第8章 21世紀の日本語教育とネットジェネレーション
著者等紹介
纓坂英子[オサカエイコ]
北海道出身。日本大学大学院博士後期課程満期退学。駿河台大学現代文化学部助教授。専門:社会心理学、社会言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 本当の自分を生きる - 人生の新しい可…