内容説明
紀元前30年、華麗をきわめたエジプトの都アレクサンドリアで、一人の誇り高い女王が敢然とみずからの命を絶った。2000年たった今でも、世界中の人々を魅了するクレオパトラは、はたして伝説のとおり稀代の妖婦、また冷酷な征服者だったのか。今世紀最後の発見といわれるアレクサンドリアの水中探査をへて、長いあいだ謎とされてきた海底に眠る女王の宮殿がついに発見され、いま、女王クレオパトラの真実、愛と悲しみの生涯のすべてが、壮大な物語となって甦る。
目次
第1章 王の都、王家の子
第2章 王女として、女王として
第3章 女として、愛人として
第4章 夢やぶれて
第5章 最後のファラオ
第6章 発見―古代都市アレクサンドリア
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ZEPPELIN
2
前書きからクレオパトラに対する思い入れが尋常ではない著者。それはいいとして、「〜はずだ」「〜違いない」「〜だろう」のような推測の文章だらけで、それだったら会話文も挿入して物語にすれば良かっただろうに、何故か堅い説明文が続く。かと思えば、あの世のクレオパトラやカエサルに聞かなきゃ分からないことを断言してみたり、終始暴走は止まらず。大雑把な歴史の流れは把握出来るものの、残念ながらこれではクレオパトラ狂によるただの作文でしかない2014/04/26
ともあきほ
0
クレオパトラやその時代について理解が深まった。探索の話しも・・・ 2004/06/06
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