図説 死刑全書

図説 死刑全書

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  • サイズ A5判/ページ数 405p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784562027699
  • NDC分類 326.41
  • Cコード C0098

出版社内容情報

タイトル通り、死刑に関するあらゆる情報を満載した百科全書的な本である。一八〇点もの図版・写真が入っているが、よくぞこれだけ集めたといいたくなるほどあらゆる時代の、珍しい図版が沢山入っている。世界中の、あらゆる死刑の方法が詳細に語られている.....。(立花隆『僕が読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』104頁、より)

内容説明

この世でいちばん残虐な死刑は何か。未公開図版180点余を駆使。死刑執行の実態に迫る衝撃の書。

目次

動物刑
喉切りの刑
腹裂きの刑
突き落としの刑
飢餓刑
檻に閉じ込める
幽閉
磔刑
生き埋め
串刺し刑〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

104
歴史上のいろんな死刑を図で見たが、中々見せしめ的なものが多いなと感じた。今でこそ死刑は野蛮なものとして国際的に非難されているが応報刑の観点からは必要だとは思う。2014/01/05

かわうそ

38
★★★★★改めて読んだら、評価はさらに上がった。この本を読んで考えた事は死刑はいかなる場合であっても反対しなければならないということである、死刑が肯定される一般的な場合としてたとえば、犯罪者が子供を殺すと、その被害者の家族が裁判所に犯罪者の死刑を訴える。しかし、これによって死刑を肯定すると殺人事件が肯定される場合がある。Aの親はBに殺された。その仇としてAはBを殺す。その場合、これは最初の事例と照らし合わせると、Aは仇としてBを殺したのだから、被害者の家族が犯罪者の死刑を裁判所に訴えるのと変わらない。2016/08/26

かわうそ

19
★★★ マルタンモスネスティエは他にも自殺全書、奇形全書、食人全書、ハエ全書なとなになに全書系をたくさん書いている博識の人物である、この本も詳細な死刑の歴史をもとに書かれている、死刑は本当に正しいのか国家は人を殺していいのか否かを考えさせられる2016/07/19

       \サッカリ~ン/

5
古代から人は、人を如何に残虐に、効率的に殺すかを考え続けてきた。時代が下がり技術や科学が発達してくると、それを基盤にまた新たな道具が生まれる。チャーチルの言葉を借りるなら、これこそが人類の栄光と苦労のすべてが最後の到達した運命である2012/10/26

鮎川玲治

4
古今東西の死刑の方法について述べた本。とはいうものの、実際には「執行の過程で死に至ることが多い刑罰」を死刑として扱っている部分もある。また序文(これは著者の文章ではないが)及びはしがきには死刑を「野蛮な刑罰」であるとする思想が透けて見えるし、最後の数章で現代も用いられている死刑の方法について一々「それが真に人道的か」を論じているのは如何なものだろうか。本の内容に関する参考文献などは一切明示されていない。2012/12/20

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