出版社内容情報
円高ドル安は日本の経常黒字のせいか、それとも投機のせいか。円高は産業を破滅させるのか、それとも物価安定・生活大国に導くのか。ホットな疑問にズバリ答える。
内容説明
本書は、なぜ為替レートは変動するのか（なぜ円高が起こるのか）を短期・中期・長期の経済理論から多面的に解き明かす。次いで、この円高が日本経済に及ぼす影響を、企業行動、製造業の競争力、物価などの側面から分析。さらにこの円高に対応する経済対策・介入政策を考察し、円の国際化への道と国際通貨システムのあるべき姿を探る。
目次
序章 超円高の時代
第１章 繰り返される円高
第２章 なぜ、円高が起こるのか
第３章 円高が日本経済に及ぼす影響
第４章 円高対策はあるのか
第５章 円高の国際的なインプリケーション
各論（為替レートはどう決まるか；最近の円高について；円高と日本経済 ほか）
