通辞ロドリゲス―南蛮の冒険者と大航海時代の日本・中国

通辞ロドリゲス―南蛮の冒険者と大航海時代の日本・中国

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  • サイズ B6判/ページ数 351,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784562021710
  • NDC分類 198.22
  • Cコード C0021

内容説明

文化通訳の先駆者、あるポルトガル人宣教師の肖像。イエズス会宣教師のスポークスマンにして南蛮貿易遂行の実務家、マカオへ追放後は北京へ遠征し満州族と戦う冒険家―。日本語と日本文化の深い理解者でもあったロドリゲスの多彩な生涯。

目次

第1章 アジアの旅
第2章 都と耳川
第3章 イエズス会の教育
第4章 豊臣秀吉
第5章 司教の到来
第6章 殉教への道
第7章 責任のなすり合い
第8章 ローマへの手紙
第9章 夢のまた夢
第10章 通商代理人の仕事
第11章 文法のことども
第12章 貿易の問題
第13章 追放
第14章 シナのたより
第15章 『日本教会史』
第16章 マカオでの仕事
第17章 最後の冒険

感想・レビュー

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eckhart88

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B:宣教師ジョアン・ツーズ(=通詞―日本語が堪能ゆえについた渾名)・ロドリゲスについての伝記。言わずと知れた日本語の第一級資料『大文典』の著者。ポルトガルの山奥出身で、教育もなく齢17で日本に到着しイエズス会に。以降32年間を日本で過ごし見事な日本語を身に着け、秀吉や家康の間に立ってイエズス会の運営のために諸々を差配、妬まれてマカオに追放、残りの24年を明で過ごす。「…神はこの至らぬ者が子供のころに召されたあの宣教地で生涯を終えることができるよう、……」という晩年の日本帰還を嘆願する手紙には思わずほろり。2025/04/09

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