感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
10
1982年に刊行された、世界最初の実用垂直離着陸可能な攻撃機/戦闘機であるハリヤーの解説本。1957年に開発が開始された画期的なこの飛行機が、さまざまな技術的、政治的、軍事的、経済的な困難を乗り越えて実用化されるまでの原著に加え、江畑謙介氏によるフォークランド戦争とその後の未来への展望を書き加えたもの。内容はさすがに古くさいが、今も面白い。この時点では、まだ狭い範囲ながらさらに未来に発展する可能性があったのですね。この飛行機の開発の芽が摘まれたのは、技術的と言うより政治的な理由なのかなぁ。2020/11/21
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7
再々読。開発は最初のデザインなんだな。ベクトル変更方式が良いね。後は海兵隊の熱意なんだな。小さい組織の方が真剣なんだな。2018/01/02
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3
再読。やっぱり、リフトファンより、ベクトル偏向の方が合理的だと思うのだが。2015/01/24
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0
世界初のV/STOL機の開発物語。今開発中のF35Bのリフトファンでは無く、ベクトル偏向方式のペガサスエンジンを使った機体。非常に面白かった。2012/07/07