内容説明
いま世界金融資本主義に何が起こり始めているのか。注目を浴びているサブプライムローン、それはクローニー・キャピタリズム諸国の問題ではなく最先端国アメリカ発の出来事である。金融危機の常ならぬ事態を理解しようという視座から、起きている事実を集約的に捉え、世界経済のいまを分析。時代の声、世界的な潮流のもつ意味を問う。
目次
総説と展望
第1章 サブプライムローン問題の深淵
第2章 世界金融資本主義と金融・資本市場の変容
第3章 投資家像の変貌と現代資本主義
第4章 証券取引所の統合再編問題
第5章 成熟経済下の株式会社
第6章 三角合併と日本経済
第7章 株式会社制度の行方―投資ファンド化への変化の予兆
著者等紹介
鈴木芳徳[スズキヨシノリ]
1937年生まれ。九州大学大学院経済学研究科修了。神奈川大学名誉教授。経済学博士。専門は金融・証券論、株式会社論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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