チャイナ・エコノミー―複雑で不透明な超大国 その見取り図と地政学へのインパクト

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チャイナ・エコノミー―複雑で不透明な超大国 その見取り図と地政学へのインパクト

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  • サイズ B6判/ページ数 412p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784561911395
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C3033

出版社内容情報

オリジナル版刊行から起きた地政学的な変動も踏まえつつ日本への示唆をまとめた「日本語版へのあとがき」と、著名エコノミスト吉崎達彦氏の解説も収録!



GDPで世界第2位となり、国際的なプレゼンスも強大となりつつある中国。GDPでアメリカを抜くという予測もなされている。

日本とは外交的な軋轢も多く、いわゆる「嫌中」的な本も売れる一方で、進出した工場や支社・子会社などの運営や種々の工業製品・農産物の輸入は続き、さらにインバウンド観光や、越境ECに代表されるような消費財の輸出も注目されるようになってきており、密接な経済関係は今も維持され、新たな関心も呼んでいる。



本書は、解説の吉崎氏が、「中国経済を破綻なく総合的に描くことに成功」「これから中国経済と向き合わねばならないビジネスパーソンや学生たちが本書を入門書としてスタートできることを正直、羨ましく感じる」と語るように、さまざまな側面から中国経済について簡潔に歴史を振り返りながら、その現状と仕組みを、特段の専門知識を前提とせず、分かりやすく説き起こす。



翻訳書ながら読みやすい仕上がりで、また、日本語版のあとがきでは、オリジナル版刊行後の「一帯一路」やトランプ政権誕生などの地政学的な変動も踏まえ、日本への示唆をまとめている。

加えて、吉崎達彦氏による、日本の事情を踏まえたこの本の意義と読み方を指南する解説も収録。



断片的な報道が氾濫する中で中国の全体像やメカニズムを把握し、正しく畏れながらビジネスの機会を見つけていく手引きとしておすすめ。

第1章 中国の政治と経済

第2章 農業と土地と地方経済

第3章 工業と輸出経済の興隆

第4章 都市化とインフラ

第5章 企業制度

第6章 財政システムと中央・地方政府の関係

第7章 金融システム

第8章 エネルギーと環境

第9章 人口構成と労働市場

第10章 興隆する消費者経済

第11章 格差と腐敗

第12章 成長モデルを変える

第13章 中国と世界

日本語版へのあとがき

補遺 中国の経済統計は信用できるのか

解説 双日総合研究所チーフエコノミスト 吉崎達彦

アーサー クローバー[アーサー クローバー]
著・文・その他

東方 雅美[トウホウ マサミ]
翻訳

吉崎 達彦[ヨシザキ タツヒコ]
解説

内容説明

中国が金融危機に陥るリスクは?中国の統計は信じられるか?中国は知的所有権で「ズル」をしているか?中国の台頭に対し、どのように振る舞うべきか?など127の疑問に、中国専門シンクタンクのトップリサーチャーがわかりやすく答える!

目次

中国の政治と経済
農業と土地と地方経済
工業と輸出経済の興隆
都市化とインフラ
企業制度
財政システムと中央・地方政府の関係
金融システム
エネルギーと環境
人口構成と労働市場
興隆する消費者経済
格差と腐敗
成長モデルを変える
中国と世界

著者等紹介

クローバー,アーサー・R.[クローバー,アーサーR.] [Kroeber,Arthur R.]
香港の金融調査会社、ギャブカルのリサーチヘッド。中国にフォーカスした調査サービス、「ギャブカル・ドラゴノミクス」の創設者であり、季刊誌「チャイナ・エコノミック・クオータリー」の編集者でもある。北京とニューヨークの両方を拠点としている。2002年にドラゴノミクスを創設するまでの15年間は、中国と南アジアで金融・経済のジャーナリストとして活動した。ブルッキングス研究所清華センターの上級研究員を兼務し、米コロンビア大学国際公共政策大学院、およびニューヨーク大学スターン経営大学院では非常勤教授として教授をとる。米国の米中関係委員会(NCUSCR)のメンバーでもある

東方雅美[トウホウマサミ]
慶應義塾大学法学部政治学科卒業。米バブソン大学経営大学院修士課程修了(MBA)。出版社や経営大学院出版部門での勤務を経て、翻訳者・ライターとして独立。翻訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

16
中国経済について客観的、冷静に論じています。中国は資源の投入(資本の追加)により成長してきましたが、開発がある程度進み、人口が減少するこれからは、資源の効率的な活用(生産性)が成長のカギになります。また、イノベーションを促進するうえでは、情報共有の重要性を無視できません。さらなる経済成長のためには社会制度の変革も期待される中で、中国の官僚制-権威主義の政治システムと、どのように折り合いをつけていくのか、これからの動きに引き続き注目していこうと思います。2018/09/17

Hatann

5
中国の経済状況について改革開放路線以降の素描とともに冷静・簡潔に叙述している。最大の問題である格差・腐敗についても経緯をポイント押さえてまとめていて良い。更なる経済発展のためには効率性と刷新性が重要になるが、国有企業改革の行く末もさることながら、表現の自由や情報共有が制限されている国家社会においては創造性・刷新性を発揮することは不可能だと指摘されている。民主主義についての絶対的価値の強調に拡げる必要はないが、この経済面の指摘は当たっている気がする。国際分業の観点から、日本に頑張ってもらおうということか。2018/08/20

アルミの鉄鍋

2
★4 中国に対して批判的に挑発的に書かれてる本はよくあるけど、ここまで冷静に総合的な書かれてる本ってあんまりないんじゃないかな。ものすごく面白かった。ちなみに地政学のインパクトって本のタイトルに書いてあるけど、地政学の話は最後に少しだけなので注意。いや、それ以外もかなり参考になる話が多かった。勉強になりました。2019/12/12

takao

1
ふむ2025/01/10

まめタンク

1
2020年223冊目。2020/08/13

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