エネルギー・トランジション―2050年カーボンニュートラル実現への道

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エネルギー・トランジション―2050年カーボンニュートラル実現への道

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784561712336
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C0060

出版社内容情報

7刷を数えた、同著者の『エネルギー・シフト:再生可能エネルギー主力電源化への道』の刊行後、エネルギーをめぐる世界と日本の情勢は大きく変化した。ウクライナ侵攻に伴う世界的エネルギー危機、気候変動による環境・生活への影響拡大、そして日本では菅首相(当時)の「2050年カーボンニュートラル宣言」、温室効果ガス削減目標46%への引き上げに加え、GX(グリーントランスフォーメーション)関連法案が次々と成立し、施行されている。そして我が国のエネルギー政策は大きく変化し、目指すべき大きな目標も「再生可能エネルギー主力電源化」から「カーボンニュートラル」へ深化するに至った。

カーボンニュートラルが今、全地球的な喫緊の課題であることは論を俟たない。しかし、数字合わせの面も見え隠れする現在の政府の施策をそのまま進めることで、日本が2050年にカーボンニュートラルを本当に実現できるのかについては、大いに疑わしいと著者は言う。

本書は、将来の絵姿を先に描いた上でそれをどのように実現していくか、シナリオ作成・明確化をしていくバックキャスト手法によって、日本のカーボンニュートラル達成の着実な道筋を描き出す。具体的には、カーボンニュートラルとエネルギー危機との関係について掘り下げたうえで、「2050年カーボンニュートラル宣言」(2020年)と「第6次エネルギー基本計画」(2021年閣議決定)の内容を検討した後、分野ごとに具体的なエネルギーのあり方を展望すると同時に、需要サイドからのアプローチとして、省エネルギーと地域の役割にも目を向ける。

国のエネルギー基本計画を決める重要審議会に一貫して参加してきた著者の、豊かな知見に裏打ちされ、率直で現実的な本書の主張は、2050年に日本がカーボンニュートラルを真に実現するための道を示すものである。

内容説明

待ったなしのGX(グリーントランスフォーメーション)。今、私たちができること、考えるべきことは何か具体的で着実なロードマップが示される。

目次

はじめに カーボンニュートラルへのエネルギー・トランジション
序章 エネルギー危機でカーボンニュートラルは後退するか
第1章 「カーボンニュートラル2050宣言」とその後―第6次エネルギー基本計画の問題点
第2章 カーボンニュートラルへの日本の施策―ユニークなコスト削減策=既存インフラの活用で世界に貢献
第3章 再生可能エネルギーをどうするか―主力電源化への険しい道のり
第4章 原子力発電をどうするか―既設炉運転延長で遠のく革新炉建設
第5章 火力発電をどうするか―カーボンフリー火力なくしてカーボンニュートラルなし
第6章 水素・アンモニア・合成燃料―社会実装への課題と道筋
第7章 需要サイドからのアプローチ―省エネルギーと地域の役割
終章 リアルなエネルギー・トランジションの道筋―2030年度と2050年の電源構成見通し
おわりに カーボンニュートラル実現への道

著者等紹介

橘川武郎[キッカワタケオ]
現在、国際大学学長、東京大学名誉教授、一橋大学名誉教授。1951年和歌山県生まれ。1983年、東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。青山学院大学経営学部助教授、東京大学社会科学研究所教授、一橋大学大学院商学研究科教授、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授、国際大学国際経営学研究科教授を経て、現在に至る。その他、経営史学会会長、総合資源エネルギー調査会委員等を歴任。専門分野:日本経営史、エネルギー産業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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日本のカーボンニュートラルへ向けて、課題や取り組むべき事項が明確に記されている。特にアンモニアや合成メタンを使った電力発電技術は、日本のエネルギー構成状況が逼迫しいるから本気で取り組めている事であり、カーボンニュートラル界のディープインパクトになれる可能性が示されており胸躍った。また発展途上国も含め全ての国々が取り組まなければ、地球全体のカーボンニュートラルはなし得ない。その点でも既存インフラを徹底活用できる技術は効果を発揮できる。 日本が2050年にはカーボンニュートラルリーダーになる世界を見たい。2025/06/12

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