出版社内容情報
日中関係の激動を背景に冷静な観点から中国の市場,流通,消費の現状を明らかにするとともに今後の方向を展望する。
目次
第1部 中国流通の現状と課題(中国におけるチェーン小売企業の現状:上位企業の経営状況とバイイング・パワー問題を中心に;中国におけるチェーン小売企業の「入場費」問題:その進行過程および規制を中心に)
第2部 小売企業の発展戦略(中国における外資系小売企業の発展戦略:カルフール・大潤発の事例を中心に;中国における内資系小売企業の発展戦略:聯華超市・永輝超市の事例を中心に;中国における日系小売企業の発展戦略:日系GMS、CVSを事例として)
第3部 メーカーのチャネル戦略(内資系飲料メーカーのチャネル戦略:食品メーカー娃哈哈(ワハハ)の事例を中心に
内資系日用品メーカーのチャネル戦略:日用品メーカー納愛斯(ナイス)の事例を中心に
日系メーカーのチャネル戦略:資生堂ファイトイレタリー事業の事例)
第4部 消費者の業態・店舗選択(中国消費者のチェーン小売企業の利用実態:上海での調査から)
著者等紹介
渡辺達朗[ワタナベタツロウ]
専修大学商学部教授・商学研究所所長、公益財団法人流通経済研究所理事・客員主任研究員。1985年横浜国立大学大学院経済学研究科修士課程修了。流通経済研究所研究員、新潟大学講師・助教授、流通経済大学助教授を経て、1999年専修大学助教授、2001年より教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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