アジア新興国チャネル戦略論―企業・国の2軸による比較事例アプローチ

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アジア新興国チャネル戦略論―企業・国の2軸による比較事例アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561652533
  • NDC分類 675
  • Cコード C3034

出版社内容情報

アジアをはじめとする新興国の流通は、地域や消費者の所得層によって分断されており、また小規模な商人が分立し、近代的なチェーンも未発達という特徴を持つ。それを受け、様々な進出企業のチャネル戦略は、独特なものとなっている。

本書は、アジアの複数の国々の、様々な企業(日本企業・欧米企業・現地企業)の事例を比較することによって、その実像に迫る。

アジア新興国に進出する日本企業は、製品・サービスには定評があるにもかかわらず、苦戦を強いられている。本書は、これまでその実態が解明されてこなかった、アジア新興国へ進出した企業のチャネル戦略に光を当てる。さらにフィールドスタディの手法も取り入れ、アジアの現場関係者の証言や観察、そして現地語の資料を中心に、国と企業という2軸による比較事例分析を行う。実務家にもおすすめ。


【目次】

第1部 序論 リサーチクエスチョンと分析の枠組み
第1章 研究の課題と方法
第2章 新興国チャネル研究の分析枠組み

第2部 個別企業の各国別チャネル戦略
第3章 欧米多国籍企業のアジア・チャネル戦略
第4章 花王:統合型チャネル選択の内在的論理

第3部 チャネルのパートナーシップの展開
第5章 ライオン:パートナーシップによるチャネルと組織間学習
第6章 マンダム:支援と牽制によるエージェンシー関係

第4部 国の視点からの各企業のチャネル戦略
第7章 ベトナムにおける日用品各社のチャネル戦略
第8章 中国現地企業のチャネル戦略
第9章 中国日用品メーカーのECチャネル戦略

終 章 アジア新興国におけるマーケティング・チャネルの選択

内容説明

製品・サービスの品質に定評のある日本企業が、なぜ、新興国におけるマーケティングで競争力を発揮できないのか?これまで十分に解明されてこなかった、マーケティングの目に見えない「仕組み」の深層に、複数企業を対象としたアジア横断的比較事例分析で迫る。フィールドスタディや国際関係史の手法をグローバルマーケティング分野に持ち込んだ意欲的研究成果!

目次

第1部 序論 リサーチクエスチョンと分析の枠組み(研究の課題と方法;アジア新興国チャネル研究の分析枠組み)
第2部 個別企業の各国別チャネル戦略(欧米多国籍企業のアジア・チャネル戦略―国を超えた共通性か、各国の多様性か―;花王―統合型チャネル選択の内在的論理―)
第3部 チャネルのパートナーシップの展開(ライオン―パートナーシップによるチャネルと組織間学習―;マンダム―支援と牽制によるエージェンシー関係―)
第4部 国の視点からの各企業のチャネル戦略(ベトナムにおける日用品各社のチャネル戦略―伝統的流通に対する異なる対応―;中国現地企業のチャネル戦略―「系列」型チャネルと中国型流通ネットワーク―;中国日用品メーカーのECチャネル戦略―「幅広さ」の意味の変容―)
終章 アジア新興国におけるマーケティング・チャネルの選択

著者等紹介

井原基[イハラモトイ]
埼玉大学経済学部国際ビジネスと社会発展メジャー教授。1994年に東京大学経済学部を卒業後、2000年に東京大学大学院経済学研究科を修了。博士(経済学)。東京大学日本経済国際共同研究センター(CIRJE)特任研究員、埼玉大学経済学部准教授、チュラーロンコーン大学客員研究員、ハーバード大学客員研究員を経て現職。専門分野は、アジアの流通・マーケティング研究、新興国の経営史・マーケティング史、日本・アジアの日用品・化粧品産業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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