内容説明
大学におけるマーケティングと流通(商業)政策のテキスト。本書では、マーケティングをミクロの側面でとらえる。つまり事業組織と個人が、外部環境変化に対応する戦略立案のツールとして、考えていく。本書のもう一つの基本的な考え方は、ミクロ・マクロ・ジレンマの発生と解決を考えるということ。ミクロの事業戦略としての戦略マーケティング戦略は、マクロつまり社会的な利益と反することが本来的に生ずるという考え方である。
目次
第1部 政策と流通(戦略マーケティング戦略と流通政策;流通戦略と消費者主権;循環型マーケティング戦略と政策対応;リサイクル政策の新局面;日本の商慣行改善とメーカーの流通戦略の変化)
第2部 流通の構造と事業戦略(CVSの流通戦略;サービスの高まりと流通変革;大型チェーン小売業とコンフリクトの激化;流通革新と卸売業の戦略;流通構造の国際比較と流通政策;産業構造の変化とブランド概念の進展;広告戦略と流通政策の統合)
第3部 マーケティングと流通概念の変化(進化する物流―物流からロジスティクスへ;グローバル化と情報流通;行政の意思決定プロセスと流通構造;自治体のマーケティング監査
著者等紹介
梅沢昌太郎[ウメザワショウタロウ]
1937年東京生まれ。1960年早稲田大学政経学部卒業。化学会社セールスマン、社団法人日本能率協会経営コンサルタント、社団法人農協流通研究所調査研究部長、高千穂商科大学教授を経て、現在、日本大学商学部教授、博士(農学)
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