内容説明
この本は食品と農業のマーケティングの統合に、挑戦したものである。食品とは加工食品を指すが、現実には生鮮食品に非常に近い特性を持つように変化している。この本では、その特性変化を「生鮮的加工食品」という概念で捉えている。
目次
第1章 アグロ・フード・マーケティングの基本的コンセプト
第2章 生鮮的加工食品マーケティングの構築
第3章 生産技術革新と食品生産構造への影響
第4章 流通のイノベーションと温度帯別食品流通の確立
第5章 グローバル化と日本の卸売市場
第6章 生活者の変化と加工食品流通の構造変化
第7章 惣菜・中食の事業特性
第8章 HMR/HMSと日本のミール・ソリューション
第9章 バイイング・パワーと流通変化
第10章 流通革新とオファリング・システム
第11章 日本の食のグローバル化
第12章 食品ロスとマクロ・ミクロ・ジレンマ
第13章 新しいマーケティング概念とアグロ・フード・マーケティングの方向