出版社内容情報
ファカルティ・ディベロプメントとは,大学教員の教育能力を高めるための実践的方法のことである。優秀な論文を書く学部学生は,どのようにすれば育つのか。ゼミナール教育を充実させたいと願う,大学教員必読の書。
内容説明
ファカルティ・ディベロプメントとは、大学教員の教育能力を高めるための実践的方法である。大学教員の能力が優れているかどうかは、学生の書く論文の水準でわかる。優秀な論文を書く学部学生は、どのようにすれば育つのか。ゼミナール運営を向上させるノウハウが、本書にこめられている。
目次
ファカルティ・ディベロプメントとゼミナール教育
第1部 ゼミナール運営(成果;年間計画とフィールドワーク;専門英語教育;レポートと論文の添削;インターゼミナール)
第2部 学部学生の論文・個人研究(国産チューリップ球根の生産プロセス;化粧品企業のグローバル・マーケティング戦略)
第3部 学部学生の論文・グループ研究(地域経済活性化と中小企業金融;タイにおける観光産業の実地調査;商店街の活性化戦略と中小小売業)
第4部 学術論文の技法(経営学研究のための論文作成マニュアル)
伝統の創造
著者等紹介
洞口治夫[ホラグチハルオ]
1959年生まれ。法政大学経済学部卒業、同大学大学院修士課程修了。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。法政大学経営学部専任講師、同助教授、ハーバード大学経済学部客員研究員、リヨン第二大学客員教授、法政大学経営学部教授などを経て、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。著書に、『日本企業の海外直接投資』(日経・経済図書文化賞受賞、東京大学出版会、1992年)、『グローバリズムと日本企業』(国際ビジネス研究学会賞受賞、東京大学出版会、2002年)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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