内容説明
本書は、海外での収益認識における理論および実務ならびに会計・監査の最新動向について幅広く調査し、論点を抽出した上で、わが国の収益認識に係る理論上、実務上の問題点の分析を行い、今後の方向性を模索するものである。
目次
序章 問題の背景と課題
1章 米国における収益認識規準の展開―収益の認識をめぐる一般的視座と現行会計規定
2章 英国における収益認識規準の展開
3章 国際会計基準における収益認識規準の展開
4章 わが国の収益認識規準と課題(総論)―一般的な収益について
5章 わが国の収益認識規準と課題(各論)―個別・業種別の収益について
6章 わが国の収益の認識に関する実務上の課題
7章 AAERにおける不正事例の分析
8章 収益の認識に係る監査上の問題
9章 米国における収益の認識に関する研究の動向
終章 わが国の制度、実務および研究に対する提言