目次
序章 個別企業会計史と日本郵船の事例の意義
1章 郵便汽船三菱会社と共同運輸会社の会計規定と経営状況
2章 三菱、共同運輸の合併と不良資産の処理
3章 日清・日露戦争における会計処理と積立金の発生
4章 有価証券の評価と評価損失の処理
5章 固定資産の再評価と評価損失の処理
6章 日中戦争期における近海郵船の合併と課税問題
7章 戦時統制下におけるディスクロージャーの制限と遭難船の会計処理
8章 戦後企業再建整備下における特別損失計算と資産の再評価
9章 資産再評価法にもとづく資産再評価