出版社内容情報
高く評価されてきた本書は、2001年に刊行され版を重ね、このたび新訂版第2版を刊行することとなった。
本書が解説する国際財務報告基準(IFRS)は、経済のグローバル化が進む中、その重要性も高まってきており、日本の会計基準にも大きな影響を与えている。
本版では、旧版刊行後のIFRSの新設改廃へ対応するのとともに、日本の会計基準の新設改廃への対応を行い、2つの会計基準の比較情報もブラッシュアップを行った。
内容説明
『国際会計基準』『国際財務報告基準』を網羅的かつ総合的に解説したテキストの決定版!!国際財務報告基準の新設に対応!2024年4月のIFRS第18号新設に伴い第44章として「財務諸表における表示および開示」を追加。旧版以後に生じた日本の会計基準の新設改廃に対応して国際基準と日本基準の比較情報をブラッシュアップした。
目次
会計基準の国際的統合
国際会計基準の制定と適用
財務報告に関する概念フレームワーク
財務諸表の表示(IAS1)
棚卸資産(IAS2)
キャッシュ・フロー計算書(IAS7)
会計方針、会計上の見積りの変更および誤謬(IAS8)
後発事象(IAS10)
法人所得税(IAS12)
有形固定資産(IAS16)
従業員給付(IAS19)
政府補助金の会計処理と政府援助の開示(IAS20)
外国為替レート変動の影響(IAS21)
借入コスト(IAS23)
関連当事者についての開示(IAS24)
退職給付制度の会計と報告(IAS26)
個別財務諸表(IAS27)
関連会社と共同支配企業に対する投資(IAS28)
超インフレ経済下における財務報告(IAS29)
金融商品の表示(IAS32)〔ほか〕
著者等紹介
桜井久勝[サクライヒサカツ]
1952年生まれ。2022年4月~昭和女子大学グローバルビジネス学部特命教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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