内容説明
現代の経済社会における会計の役割はかつてなく高まっている。会計、とくに国際会計はコンピュータ・英語とならんで知的スキルの3種の神器に数え上げられるほどである。21世紀社会はグローバル社会でもあり情報化社会でもあるが、会計はグローバリゼーションや情報化(IT化)にも深く関わって重要な役割を果たすと考えられる。そうした現代の会計を財務会計という領域に焦点を当てて今日的に解説したのが本書である。第2版の刊行にあたっては、必要な加筆訂正を行なうとともに、大きな変更がなされつつある資本の部を扱うために第9章の全面的な書き換えを行なった。
目次
第1部 企業会計の性格と制度(企業会計の機能;会計規則の構造と体系;企業会計の測定と伝達;日本の企業会計規則)
第2部 企業会計の構造と新会計基準(財務諸表の内容と体系;流動資産の会計;固定資産と繰延資産の会計;負債の会計;資本の会計;収益・費用の会計;金融商品の会計;退職給付会計;外貨換算会計;税効果会計;連結会計;キャッシュ・フロー会計;ディスクロージャーの仕組み;ディスクロージャーと監査;企業会計の論点)
著者等紹介
遠藤孝[エンドウタカシ]
駒沢大学名誉教授
小栗崇資[オグリタカシ]
駒沢大学経済学部教授
新谷司[アラヤツカサ]
日本福祉大学経済学部助教授
徳前元信[トクマエモトノブ]
日本福祉大学経済学部助教授
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