内容説明
なぜ、あの東芝が歪んでしまったのか。なぜ、監査法人は不正を看過したのか。企業不祥事研究の第一人者が、不正行為を生み出すメカニズムを解明。
目次
序章 基本説明
第1章 工事問題の不正会計の実態
第2章 C/O問題の不正会計の実態
第3章 バイセル問題の不正会計の実態
第4章 半導体問題の不正会計の実態
第5章 調査対象外の不正会計事件
第6章 経営方針・実績と不正会計の関連性
第7章 東芝の組織体質
第8章 内部統制機関等の機能不全の原因
第9章 取締役・執行役の責任
第10章 東芝の再発防止対策
第11章 東芝の経営危機
第12章 まとめ
著者等紹介
樋口晴彦[ヒグチハルヒコ]
1961年生まれ。1984年に東京大学経済学部卒業、警察庁へ。内閣安全保障室参事官補、愛知県警察本部警備部長、四国管区警察局首席監察官などを経て、警察大学校警察政策研究センター教授。これまでオウム真理教事件、ペルー大使公邸人質事件、東海大水害対策などの危機管理に従事。企業不祥事の分析を通じて組織のリスク管理及び危機管理を研究。1994年にダートマス大学Tuck SchoolでMBA、2012年に千葉商科大学大学院政策研究科で博士(政策研究)を取得。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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