内容説明
両親がいない高2の日菜は、幼い頃から知人の家で育てられている。家にも学校にも居場所がなく、唯一、血の繋がらない同い年の兄・蒼太だけが心の支え。かっこよくて、いつも守ってくれる蒼太。でも、なぜか蒼太は日菜を避けはじめて―。深く傷つく日菜だったけど、さらに悲しい運命が二人を待ちうけていた。
著者等紹介
伊東ミヤコ[イトウミヤコ]
『そして世界は全て変わる』(魔法のiらんど文庫)でデビュー。高校生のリアルな恋愛模様が共感を呼び大人気となり、ドラマ化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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2
★☆☆☆☆ 前作から錬太郎という名の良心を抜いただけな作品。これだったらデビュー作のが断然良いと思える。なんてったって好感を抱ける人物が誰一人としていない。不器用と語れば許されると思うなよ。軽く腹立たしさを覚えるほどにクズ人間しか出てこない。話も最初の方でラストの展開大体読める超ありきたりでカスな内容。禁断の愛どうのこうのも葛藤も何もなしに実は兄妹じゃありませんでした!と持ってきてもただお粗末。ものスッゴイ軽かった。ただ主人公が可哀想でしょ?不幸でしょ?って悲劇のヒロインとして祭られてるだけ。読むだけ無駄2013/05/27
砂州
0
日菜は誰と結ばれるんだろう?とドキドキしながら読了。全体的に淡々と進み、少し重い空気感なのが残念。もう少しラブラブしたところも見てみたかった。2013/05/18